3. 細かすぎる家事分担表を勝手に作られた

「2年一緒に暮らしていた彼女に、ついに僕が根をあげてしまい、別れました。

もともと性格が細かい子だったんですが、最初はそんなところも『お嫁さん向きだな』って思って評価していたんです。

でも、1年弱前に一方的に細かすぎる家事分担表を出してきて、それを守れないとネチネチと嫌味を言われたり、“罰ゲーム”という名のさらなる家事を押し付けてきたりして、もう限界に。

自分のペースは乱されるし、息が詰まって、僕から家を出ました」(32歳男性)

共働きカップルだと、家事を分担するのも当たり前の時代です。

でも、細かすぎるルールは男性の息がつまる原因にもなりかねず、共同生活を送るうえでは不仲を招く引き金にもなりがち。

居心地の悪さを感じてしまえば、結婚まで考えられなくなっても仕方ないですよね。

4. 謎の「夕寝時間」があり、起こすと激怒する

「1年半付き合った彼女と、結婚前提で同棲をしたんですが、同棲期間8ヶ月で別れました。

理由は、彼女には謎の“夕寝時間”なるものがあり、仕事から帰宅すると20時頃まではいったん昼寝をしてから、また起き出す習慣があったんです。

僕が帰宅するのが19時過ぎなので、帰宅するころにはちょうどその“夕寝時間”の真っ只中。

最初のうちは、疲れて寝ちゃったのかなって見守ってましたが、あまりにも続くので、あるときに起こしたら大激怒されて、僕の中で何かがキレました。

夕寝するから食事もバラバラだし、彼女がちゃんとベッドに入る時間も遅く、僕とは生活時間がまったく合わないと思ったのが、別れた最大の理由です」(33歳男性)

生活時間は個人差がありますが、あまりにもかけ離れていることがわかれば「結婚生活を送るのは、難しい」とジャッジしても不思議ではありません。

同棲までは順調に進んだ関係でも、一緒に住んでみて「結婚は無理だ」となることもあります。

いきなり結婚してすぐに離婚に至るより悲劇ではないとはいえ、一緒に住むことによって我慢できないほどの本性が見えてしまうのも、ちょっとした悲劇であることに変わりませんが…。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」