スーパーで買えるアンチエイジング食材

すみ先生:「私の生徒さんたちがしっかり効果を感じている、おすすめの食材をご紹介しますね」

●ドライフルーツ(特に赤い色や黒い色のもの)、ナッツ類

女性は40代ぐらいに経血が減って、どんどん年老いていきます。でも赤色や黒色のドライフルーツやナッツ類をコンスタントに食べてもらうと、生理が整ってきて経血が増えてくるので、若返りにつながります。ドライフルーツやナッツの売り場は宝の山です。ぜひチェックしてみてくださいね。

赤や黒のドライフルーツは若返りに◎

ドライフルーツもナッツも種類はあまりこだわらなくていいですが、私はナツメをよく食べています。ナツメは冷えや貧血の改善、美肌に大変効果があるんですよ。

また、妊娠・出産・授乳中の方には特におすすめです。この時期は大量の血が必要ですよね。中国、韓国では、妊娠した女性にナツメを贈る習慣があります。

 

ナツメはオールマイティな美容食!

ナツメと並んで抜群にオススメなのは「クコの実」。
目の疲労を取る、白目をきれいに保つ、肌の状態をよく保つ、生理の経血を増やす、体を若々しく保つ、などの働きがあります。

食べ方は、バルサミコ酢で戻して冷蔵庫に入れておくとかなり持ちます。実際に10〜20グラム程度の量をコンスタントに続けてもらうと、効果が出るんですよ。それは実感してもらえるので、おまじないっぽい感じじゃなくって、続けてもらうと効き目がわかります。
もしも近くのスーパーになければぜひネットで。

クコの実はスーパーアンチエイジング食材!

●山芋

長芋でいいんですけど、一日5センチぐらい食べてもらえば、肌の調子がものすごく良くなる人が多いんです。
肌が潤うようになった、肌の黄ぐすみが消えて透明感が出た、という声は本当によく聞きます。あとは生理が整い、ホルモンバランスがよくなって若々しさを保てます。

長芋一日5センチで肌に透明感を!

●はと麦

はと麦茶じゃなくって、白いはと麦を使います。「ひきわりはと麦」というものが製品として売っているので、一日2〜30グラムぐらい食べてください。食べ方は、穀類なので一回ゆでないといけないんですけど、雑穀みたいにごはんにまぜたり、トッピングに使ったり、ハンバーグに混ぜたり。一回ゆでておけば、どんな風にでも使えるってかんじですね。

・はと麦の効果でひとつ特徴的なのは、「利水」です。水をはかせる。むくみを取って新人代謝をよくするんです。あとは美白。全体的に肌が白くなって、肌力が上がってくるというか。日本人の肌の不調って、むくみを伴っていることも多いんです。だから冷えてむくんで、肌のハリもなかったりくすんでたりするんですが、はと麦はむくみを取りつつ肌の美白をしてくれます。これも効果抜群です。

 

ひきわりはと麦で色白美人に! 豆力 はと麦(神戸乾物本舗)

 

●赤や黒の食材(トマト缶、黒豆、あずきなど)

女性は婦人科系や生理周期を整えることで、血行不良、冷え、生理痛、不妊体質などを改善できます。
そのためには「調血(ちょうけつ)」といって、生理前の一週間、「赤や黒の血行の良くなる食材(トマト缶、黒豆、あずきなど)」を続けて食べてもらいます。
すると生理の状態がよくなり、子宮の中をきれいな状態に保てるんですよね。アンチエイジングはこのような内側のケアも大変重要です。
黒豆は黒豆茶が一番手っ取り早いのでおすすめです。

 

カンタン薬膳『美妖』食できれいになろう!

最後に、面倒くさがり屋さんでも続けられる、薬膳的アンチエイジング方法をまとめてみます。

・ナッツをちょこちょこ食べて若返り! 特にくるみは肌の潤いに良し
・ドライフルーツは赤か黒い色のものを食べて、血を増やそう
・お肌の潤い不足を感じたら、肉を食べよう
・黒ごまは常備し、髪の毛しっとり黒々
・スーパードライフルーツ「クコの実」を常食! 若さを保ち、目と肌の調子を改善
・山芋一日5cmで、肌の透明感をゲット
・「ひきわりはと麦」を茹でてストック! 美白はもちろん、冷え、むくみ、くすみ改善
・生理の一週間前は「赤と黒の食材週間」! 婦人科系&生理を整えて美の土台を作ろう

これがすみ先生太鼓判の「美妖食」。
以上、「アンチエイジング薬膳」の入門編でした。みなさんもお試しあれ!

 

▼ご協力
阪口すみ先生(現代日本薬膳研究・薬膳料理界の第一人者)
国立北京中医薬大学 日本校薬膳研究科講師
薬膳セラピスト資格 創始者
近著:「西太后のアンチエイジングレシピ」「毎日使える薬膳&漢方の食材事典」など多数。
 

1974年生まれ、東京在住。前職は大手ネットショッピングモールのPR担当。2009年より「ライフハッカー」にて恋愛記事の執筆を開始。現在は「金メダル級のダメ男とばかりご縁がある切ない人生を送ってきた、虫の息の恋愛コラムライター」として活動中。また、別ジャンルで「ヨリエ・スディラジェンコフ」名での執筆活動も行っている。