テストマーケティングとして「Makuake」でクラウドファンディングを開始したライオンの新美容機器「VISOURIRE」

ライオンが9月6日からクラウドファンディングで支援を募っている新美容機器「VISOURIRE(ヴィスリール)」はフェイスケア、特に最近注目の「表情筋」を口の中から鍛えるという新アプローチのアイテムだ。 「表情筋」とは、表情をつくる顔の筋肉の総称。加齢でたるんだ肌のハリを取り戻す、リフトアップ効果を謳うアンチエイジング化粧品も少なくない。今回は、リフトアップに効く新コンセプトの美容家電をピックアップしてみた。

いつでもどこでもケア! スマホが美顔器になる「NOFL Smart」

クリップでスマートフォンに取り付けて使用する、J・STORIAの世界初のスマホ美顔器「NOFL Smart(ノーフル スマート)」は、低周波の微弱電流を発生させ、顔の表情筋を刺激して肌にハリを与える。本体は幅88×奥行き30×高さ55mmと、とてもコンパクト。洗面化粧台やクローゼットの引き出しなどに空きスペースがなく、使わない時にどこにしまおうかと悩まずに済む、地味に画期的な製品だ。

電源は市販のコイン電池1個。超小型でもスマホと連携して操作性は高い。無料の専用スマホアプリでは、「目の周り」や「フェイスライン」など、部位に合わせたワンタッチ設定からパーソナライズ設定まで、使い慣れたスマホの画面で確認しながら設定できる。さらにアプリは定期的にアップデートし、機能も追加していく。

アイデアや試作中の製品を商品化に向けて支援する、消費者参加型プラットフォーム「+Style」の「ショッピング」で販売中。税込価格は1万9440円だが、10月31日までに予約すると、10%オフの1万7496円で手に入る。スマホの活用シーンを広げる、新しいスマホアクセサリーともいえそうだ。

口の中から表情筋へアプローチするライオンの新美容機器「VISOURIRE」

冒頭でも紹介した「VISOURIRE」は、「口腔内ケア」の視点からアプローチする新しい美容機器。本体のストレッチバーと、口の中で滑らかに動かせるようにする潤滑ジェルのセットで、口の中から頬を押し上げるように使い、音波振動を与えて、30~50代の女性が気になる「ほうれい線」や「たるみ」をケアする。

国内最大のクラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で12月26日まで支援を募集している。目標金額はすでに9月27日に突破。支援金額は1セットあたり税込1万5120円から。

ライオンは、新美容機器「VISOURIRE」の開発・事業化にあたって、「Makuake」を活用した理由として、過去の事例で実績のある先行予約型プラットフォームを活用することで、支援者の属性や意見の収集といった事業検証と、話題喚起が並行して可能となるためとしている。日々、多くの製品が発表されるなか、「働く女性向け」「異業種からの新規参入」「オンライン限定販売」といったワードだけではインパクト不足と考えたようだ。

美容業界で話題! 装着するだけの簡単ウェアラブル美顔器「MedeiLift」

ヤーマンの新しい美顔器「MedeiLift(メディリフト)」も、年齢とともに衰えていく表情筋を鍛え、弛みのない上向き肌へ導くEMS機器。通称リフト筋とも呼ばれる頬の皮膚や脂肪を引き上げる大・小頬骨筋を鍛える「トレーニングEMS」と、ものをくわえたり、噛み締めたりする時に使う咬筋を和らげる「リリースEMS」を交互に行い、正しい位置の表情筋に正しい波形で正しくアプローチする。税別価格は2万5000円。

2018年3月の発売から約2カ月で初期生産分1000台が完売し、一時は入荷待ちが発生するほどの人気を博した。手に持って使うハンディタイプの美顔器が主流のなか、マスクを装着してスイッチを入れるだけの100%ハンズフリーの“ウェアラブル美顔器”というコンセプトが、「新しいトレーニング方法を試したい」「手間をかけずに、ながらでケアしたい」というニーズにマッチしたようだ。

同じフェイスケア・リフトケア効果のある美容家電といっても、今回紹介した3製品のようにアプローチ方法が微妙に異なり、価格にもかなり差がある。自宅でのくつろぎ方や、ストレス発散につながるスタイルに合わせて選ぼう。

(BCN・嵯峨野 芙美)

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