DISC1

キャッチーな曲ぞろいのDISC1、ご紹介する楽曲も迷いますが、まずはこちらからご紹介しましょう。RYUTistを擁する柳都アーティストファームから「横山実郁」さんの『鮫とゾンビ』。Negicco楽曲などでも知られるatk氏による8bit感の高いサウンドに乗せて歌われるのは、初々しいデートの風景。アイドルど真ん中なシチュエーション!

そしてチェリストの小宮哲朗氏が手掛ける「7☆マーメイド」/『平塚花子と桜の木』。ジャズっぽいトラックと少女の声が絶妙にマッチしていて、サビの美しさも特筆モノ。そして沖縄の名門事務所、Color’sが送り出す2人組「WB」の『ファラミナ ~follow me now~』はめちゃめちゃかっこいい! MVの画質もスピード感も最高品質で、やっぱ沖縄だなーっ!と言いたくなります。

 

 

 

DISC2

グル―ヴィーなDISC2の幕を開けるのが「Hauptharmonie」の『映ゆ』。あーりー(DJ O-ant)氏プロデュースの疾走感のあるロックサウンドに、アブストラクトな詩世界が重なる至高の1曲。これはかなり耳に残ります。グルーヴ感といえばこちらも沖縄「琉球QT-BLUE」の『Rapper’s Delight』はオールドスクールサウンドに男女混成ラップが乗るという最強のグルーヴチューン。

そして元SGPの伊藤ゆいさん率いる「expiece」/『Catch the dream』も風が吹き抜けるような爽快感のあるグルーヴと、視界が広がっていくようなサビがたまりません。自分で3曲ルールを破って申し訳ないですがもう1曲…。「hipS Ship」/『見つめていたい』はシンセのアタック音がカッコいい! 個人的にはBODY MUSICを思い出しました。

 

 

 

DISC3

DISC3で注目したいのが、年若いメンバーの多い、こどもアイドルな楽曲群。まずキラキラのシンセ音とクラップが耳に残りまくる「キャンディzoo」の『CWB!!』にはじまり、テクノポップの王道を突き進むようなピコピコ音で彩られた「Soror♥ベイビ→ズ」/『ぬいぐるみが恋をした』を中盤に配し、そして美しくも切ない「MMSジャンヌ(PATTY)」/『すききすみ』で締まるという展開はたまりません。

どれもこれも声の可愛らしさとメロディアスな楽曲が共通項なのですが、ノスタルジックで、童話やアニメのような感覚になるところも一脈通じているかも? あ、またもう1曲だけ…。フィノリアと並んで今回大フィーチャーされた感のあるK&Mミュージック所属の「Classic Fairy」/『愛のあいさつ~白雪のように~』も相当ドリーミン! なんだか涙もろくなりますね…。