看板商品の“よもぱん”。

見た目はチェーン店などで見かけるバターフレーキーやデニッシュ食パンのようですが、違いは中がしっとり&ジューシーなところ。外はカリッとして全体的に甘さがしっかりあるので、3時のおやつにぴったりです!

断面の山のへこんだところに、甘さがジュワーッと凝縮しています♪

“よもぱん”は12年前、知美さんの「サバランみたいなデニッシュが食べたいなあ」という言葉から、シェフがレシピを考えて完成させたもの。

その当時働いていた神奈川県内のお店で違う名前で販売したところ爆発的に売れたため、他のお店からもレシピを教えて欲しいと頼まれて、いろんなお店にこのパンが並ぶようになったそうです。

ご夫婦にとっては元祖としての自負のある看板商品なので、ぜひ食べてみて欲しいパンです。

こちらも人気の“コーヒーあんぱん”。

ほろにがさを生かしたコーヒー餡にたっぷりのホワイトバニラクリーム!! 他のお店でもコーヒーあんぱんを食べたことがありますが、よもぱんさんのはキューブ型なので中身がたっぷり入っていて満足感がありますね。

ハートモチーフも可愛らしいので、お友達の家でのティータイムに持っていったらきっと喜ばれます。

秋の商品“栗のクイニーアマン”。

デニッシュ生地の中には、食べやすく刻んだマロングラッセがごろごろ入って贅沢。主人と半分こしましたが本当は独り占めしたかったです。

“しっとり食パン(半斤)”。

蜂蜜を使っているので生地がしっとり。そのまま何もつけずに食べても美味しいですが、焼くと表面がサクサク、中がほわほわになりまた違った味わいが楽しめます。

蜂蜜使用といっても甘さは控えめなのでチーズトーストにしたり、ほかの食材と合わせて食べるのもお薦めです。

「焼き立てです」の言葉につられて買った“ガーリックフランス”。

帰宅してトースターでリベイクすると、カリッサクッと口どけのいいクラスト、クラムにはじゅわーっとガーリックバターが染み込み、なんとも食欲をそそるガーリックの香りがあたりに立ち込めます。

切込みが入っているのでちぎって食べられるのも嬉しい配慮。個人的に切込みから見えるガーリックたっぷりの断面にそそられ激写(笑)。

帰り際にプレゼントしていただいた“きびバターラスク”。

たっぷりバター風味やきび糖を染み込ませて焼き上げてあるので、ガリガリ感と甘さに病み付きになり、この記事を書きながらほぼ一袋食べてしまいました。

当日は売り切れていましたが、試食させていただいた“黒パンフルーツ(フルーツライ)”は5種類のドライフルーツやクルミを入れたライ麦60%使用の天然酵母パン。パン本来の素材の味を楽しめる美味しいものでしたので、お薦めです!

来てくれるお客様のことを考えて、日々パンの種類もお店も変化している、開店7ヵ月を過ぎた「よもぱん」さん。その土地に住む人が毎日でも買いに来られる良心的な価格のパンの品揃えと、愛情溢れる接客で、すでにこの街になくてはならない愛されているパン屋さんになっているなあと感じました。

次に訪れる時にどんな変化があるのかも楽しみです。

店名 よもぱん
住所 神奈川県横浜市南区永田南2-12-3
電話 045-872-8710
営業時間:9時~19時
定休 火曜・水曜
情報は、HPツイッターで更新

おすすめパン
よもぱん(250円・税込)
コーヒーあんぱん(190円・税込)
栗のクイニーアマン(240円・税込)

美味しいパンを求めて、全国いや世界を巡りたい。「パンめぐ」は、そんなパンマニアのためのWEBメディア。全国の美味しいパン屋さんを巡るためのコンテンツを発信しています。