佐藤健(左)と高橋一生

 映画『億男』の公開直前イベントが10日、東京都内で行われ、W主演の佐藤健と高橋一生が登壇した。

 川村元気氏の同名ベストセラー小説を映画化した本作は、“お金と幸せのあり方”を問うマネーエンターテインメント。佐藤が3億円の宝くじに当選した主人公・一男役、高橋はその親友・九十九役を演じた。

 公式SNSに寄せられた質問に2人が回答する企画で、「お互いの大好きなポイント」と尋ねられた佐藤は、「一生さんは話を聞く限り、人をもてなすことがお好きなようで。自分の家に仲間を招いては、ワイワイ友達がしゃべっている中、一人でキッチンで料理をしているみたいで。そういうところが好きですね」と告白。

 これに対し高橋は、「健くんをどうもてなそうかとソワソワしています。少しずつ好きなものを聞いているのですが、全部外食のものなので、何とか家でもてなそうと画策しています」。また、高橋は佐藤の「ちょっと顔を伏せながら笑うところ」が好きだと言い、「僕も人のこと言えないのですが、人見知りなんですよね」。佐藤は「そう。人見知りなんです。一生さんの家に行くときのことを考えながらドキドキしています」と照れくさそうに返した。

 「この秋冬に挑戦したいこと」という質問に、高橋は「パラグライダー。山からモモンガみたいに滑空するやつ」と回答。佐藤も「足から水が出て、その勢いで飛べるやつ。あれをやってみたい!」と答え、互いに“飛行系”に興味を示していた。

 今後共演したい作品について、佐藤は「対立しているよりは同じ方向を向いている仲間役をやりたい。『ハングオーバー!』や『オーシャンズ11』的な」と希望を語り、高橋も「2人で『ダイ・ハード』みたいなのをやりたい。一緒にボロッボロになっていくような」と想像を膨らませていた。

 映画は10月19日から公開。