『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記〈スペースヒーローズ〉』 (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2015

「ぴあ」調査による2015年3月6日、7日のぴあ映画初日満足度ランキングは、シリーズ通算第35作目となる『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記〈スペースヒーローズ〉』がトップに輝いた。2位に弐瓶勉のSFコミックを原作に製作されたテレビアニメを再編集した『劇場版 シドニアの騎士』が、3位にアーケードゲームやテレビアニメも人気の『劇場版プリパラ み~んなあつまれ!プリズム☆ツアーズ』が入った。

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1位の『映画ドラえもん…』は、ポックル星人のアロンに本物のヒーローと間違われてしまったドラえもんとのび太たちが、宇宙空間で大冒険を繰り広げる。子どもからは「いっぱい笑えて楽しかった! のび太があやとりしたり、ズボンとパンツだけになっちゃうのがおもしろかった!」(9歳)、「スネ夫のドリルアタックがカッコよかった。のび太がアロンを助けるシーンは偉い!と思った」(5歳)、「ドラえもんが穴を掘るところがおもしろくて笑った。悪い海賊だけど、オーゴンは金ピカにもなるし一番カッコよかった」(6歳)、「ドラえもんが海賊を投げ飛ばすシーンは、強くてカッコよかった!ドラえもんの頼りになるところが好き」(6歳)などの声が上がった。一方、大人からは「ヒーローというテーマでの盛り上げ方がよかった」「ストーリーに込められたメッセージ性がいい。最後まであきらめず、みんなで協力して苦難を乗り越える姿には勇気をもらえる」などのコメントが寄せられた。

2位の『劇場版 シドニアの騎士』は、奇居子(ガウナ)と呼ばれる謎の生命体に太陽系が破壊された遠未来で、巨大な宇宙船シドニアで暮らす人類が遭遇する脅威を描いた作品。出口調査では「新しいカットがあって、後半からクライマックスへの流れは目が離せず、観ていて興奮した!」「劇場で観るとド迫力で、特に音の違いに驚かされた。最後の手に汗握る戦闘シーンには大満足」「細部まで丁寧に作り込まれていて、街の雰囲気など情景描写のクオリティが高くて満足。最後の戦闘シーンは緊張感が凄まじくて興奮した!」など、20代から40代の男性を中心に支持を集めた。

(本ランキングは、3月6日(金)、7日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)