東京ヤクルトスワローズ 東京ヤクルトスワローズ

『マイナビ クライマックスシリーズ セ ファーストステージ』がいよいよ10月13日(土)・神宮球場で戦いの火蓋を切って落とす。東京ヤクルトスワローズ対読売ジャイアンツ。東京ダービーの勝者が、V3王者・広島東洋カープの待つ『マツダ CS セ ファイナルステージ』に進出するのだ。

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データはヤクルトの勝ち残りを後押しする。2位ヤクルトは75勝66敗2分と67勝71敗5分の3位巨人に6.5ゲーム差をつける。直接対決でも13勝11敗1分とリード。神宮での巨人戦は6勝3敗とグンと勝率はアップする。

小川泰弘が対巨人に絶対的な自信を持つ。今季5試合に先発して4勝・防御率1.53。実に今季8勝のうち、半分を巨人から荒稼ぎしているのだ。2016年4月から8連勝である。まさしくお得意様状態であるが、当のライアンは「たまたまだと思います」と謙虚な姿勢を貫く。さらに「次は(巨人も)気迫でくるので、自分も成長していかないといけない」と勝って兜の緒を締める。

対する巨人のエース・菅野智之は神宮では今季1試合に登板。6イニングを投げ、4失点とらしくない投球で黒星を喫している。もし初戦でライアンと菅野が投げ合い、小川が相性のよさを発揮し、勝利を手繰り寄せれば……。巨人にはこれ以上ないダメージとなる。

エースだけではない。打の主軸も巨人戦に相性はいい。打率.315・34本塁打・33盗塁の史上初の3度目のトリプルスリーを達成した山田哲人は巨人戦ではアベレージが.350までアップ。四番・雄平も対巨人では打率が.318から.375まで跳ね上がる。切り込み隊長・坂口智隆も、打点王・バレンティンも、今季の好成績通りの数字を巨人を相手に残している。巨人戦で打率.387と打ちまくった青木宣親が戦線復帰すれば心強いが、果たして。

ヤクルトは過去2度『CS』で巨人と対峙している。2011年の『ファーストステージ』と、2015年の『ファイナルステージ』である。そう2度ともヤクルトが巨人を撃破しているのだ。追い風はヤクルトに吹いている。

『CS セ ファーストステージ』ヤクルト×巨人 は10月13日(土)から2勝先取で神宮球場にて開催される。チケットは10月12日(金)午前11時より一般発売。決戦前日のチケット争奪戦に乗り遅れるな。