初めてのデート。相手の男性が趣味の話やら仕事の話やら、ずっと自分のことばかりしゃべっていた。自分ばかり話してたくせに「いやー今日は楽しかったなあ」と満足そうに笑って帰って行った。そのうえ「話が合うね」とまで言っていた。しゃべり倒していたのは相手だったんですが……ヤレヤレ。こんな経験がある女性は、結構いるのではないでしょうか。

こちらは全くと言っていいほど話さなかった。ラクと言えばラクですが、なんだか釈然としないな。私の話を聞かなくていいんだろうか?もしかして私に興味ないの?そんな疑問がわいてきます。

 

全く話を振ってもらえなかった女性の言い分

Y美さん(26歳)は、スッキリしないままデートを終えて家に帰りました。「盛り上がったけど、彼ばかりしゃべってた。私のことはなんにも聞いて来ない。普通は聞きたいと思うはずなのにヘンじゃない?脈なしなの?」

悩んだY美さんは男性の友人に相談。友人いわく「男は『この人はいい子、わかってくれそうな子』と判断すると一方的にしゃべってしまうもの。そこで『私はね、私はね』と押してしまうと離れてしまう。女性は自分を分かってほしいと思って『聞いて!聞いて!』モードになるけどそれってゲンナリするんだよね。だから今回は聞き役に徹して、結果的によかったんじゃないかな」

そうです。「彼女のこと知りたいな」と思うようになるのは二回目以降。だいたい三回目くらいでしょうか。一回目は自分の基本的情報、二回目は考えていることや夢やビジョンなどを話します。やっと三回目くらいになって、目の前の女性の話を聞く準備ができるようです。「そんな先かい!」とツッコみたくなりますが……。

たくさん話したこと(話した量)が多ければ多いほど、相手の女性が、同意してうなずいてくれればくれるほど楽しいのです。そして聞いてくれた女性をいい子、楽しい子と認識するのです。単純ですね。