働きながらの育児について語った優木まおみ

 再就職を目指すママを応援する「レディGO! Project」イベントが12日、東京都内で行われ、タレントの優木まおみが登場した。

 現在4歳の長女と1歳8カ月の次女を働きながら育てている優木は「毎日バタバタしながらも平和にやっている感じです」と日々の様子を紹介した。

 子どもを保育園に連れて行くのは夫、迎えに行くのは自分の担当だそうで、「大体夕方5時ぐらいには仕事を終えるように調整していますが、どうしてもお迎えが無理なときは、ママ友の協力を得ながら何とか乗り越えてきた感じです」と語った。

 そんな優木だが、子どもを保育園に預けた当初は「『行かないで!』と泣かれると罪悪感にかられたし、泣いている赤ちゃんを置いてまでしなくちゃいけないことなのかな…?と考えちゃったこともあります」と明かした。

 それでも「1人で仕事と向き合うとすごく充実感があるし、働いたことで得られる対価は家庭を潤してくれる。1人になる時間が強制的に生まれることで、自分も楽になったし(一緒の時間は)子どもをよりいとしいと思うようになった」と明かした。

 「一番大事にしているのは出産前の自分と比べないこと。子どもがいなかったらもっと(仕事が)できるのに…と考えるのはやめて、子どものいる喜びを常に感じるようにしています」と語った。

 さらに「働いて良かったのは、パパがそんな私の姿を見て変わってくれたこと。『習うより慣れろ』という言葉があるように、ママが働いて大変だと、パパもちゃんと考えて協力的になったんです」と語った。

 現在、美容師の夫は夜10時まで仕事のため、夕方以降の家事育児は優木による「ワンオペ」だが、代わりに「朝の時間帯」は完全に夫に任せているという。

 このスタイルは2、3年かけて出来上がったそうで、「朝は私も手伝うけど、彼がリーダーで私はサブ。男性は頑張り屋さんなので“仕事”をもらうと責任を持つ。今まで私が無理したら何とかできていたことは全部手放しました。パパにお願いできることはお願いする。パパは“同僚”なんです」と笑顔でスタンスを語った。