まだまだある! おトクすぎる株主優待

他にも、エンタメ業界の会社の優待は自社コンサートへの招待などがありますし、美容品に年間のお金がかかっているけれどここだけは節約できない…という女性には美容品を販売している会社が良いかと思います。
優待で自社製品をもらえるところが多いです。

ショッピングモールを運営している会社の優待は、モール内に株主しか入ることのできないラウンジの利用権などがあります。ご家族でよくショッピングモールに行く方は、家族の買い物の待ち時間なんかに、ラウンジを利用すると優雅に時間を潰すことができるでしょう。

個人向けの商品を商売として扱っていないところは、生活品であるお米を優待にしているところも多いです。

様々な優待があるので、本当に優待ものだけで生活ができてしまいそうですよね。
優待が特集されている本もいくつか出ていますので、カタログを眺めるような気分で一度見てみてください。
 

いろいろな投資方法がある

○優待内容を見て選んでみる
先述したように、優待内容を見て選ぶのは楽しいです。生活用品など消費者密着型の優待がお得ですと、相場全体が下がっている時も、比較的値下がりしにくかったりします。

○売買単価が安いものを買ってみる
売買単価が高ければ、優待が素敵なものでも、まず購入ができません。
売買単価というのは、最低限購入しないといけない株の販売額および株数のことです。1株の値段が株価として表示されることが多いですが、売買単位は大抵が、100株か1,000株からです。

1株が40,000円代で売買単位が100株からのものは、400万円ないと購入できません。
1株が500円で、売買単位が100株からであると5万円あれば購入できます。
ものすごくお金持ちでなくても、株を選べば、金額的にはそう敷居の高いものではないのです。

○有名な株主優待ブロガーのブログを参考にする
株主優待界には、優待族の有名ブロガーがいます。夕凪さん・rikaさん・みきまるさんなどです。
または今一躍有名人である、桐谷広人さんが優待株などを解説している本なども出ていますので、そのようなものを見て参考にするのもいいと思います。
常に市場をチェックしていて利益をあげている人たちの発信なので、信頼性は高いと思います。
 

必ずしも得するばかりではないので、しっかりと市場を調べたり、情報を入手することが重要です。
投資したお金がすっかりなくなってしまうということも、可能性としてはゼロではないので、資産にある程度余裕を持たせてから始めましょう。

やっていくうちに、政治家のひと言や、各大臣・総裁の一挙一動で経済が動くことがわかります。有名な企業でも、業績が危うく名ばかりだということがわかったりと、世の中のことがよく知れるようになります。
経済や政治にも興味が出て、自分にとっていろんな意味で、財産になってきます。

しっかり知識を蓄え、資産を運用してふやしている人は少なくありません。
他先進国では、資産のうちの一部を貯蓄、一部を不動産投資、 残りを株、と自分の資産のことを考え、しっかり運用して増やしているのです。

一生懸命働いて稼いだお金を、タンス貯金して堅実に守るのもひとつの手ですが、資産として賢く運用してふやしてみませんか。

 

参考文献:『日経ホームマガジン 桐谷広人さんに学ぶ株主優待入門2015』 (日経ホームマガジン 日経マネー)

月の労働時間350時間、音楽プロモーターでワーカホリックだった上にライターを兼業する無謀な87年生まれ。毎日アーティストと飲んだくれ、明け方に帰宅するという生活を5年間続ける。 現在はフリーランスのライター。女性の社会問題・仕事女子の生態・エンタメに従事。