今は幼稚園と保育園の違いはほとんどなくなってきている

さらに現在、日本の幼児教育界は、大きな過渡期を迎えていると言えます。

これまで、専業主婦の子どもは「幼稚園」に、仕事を持つ母親の子どもは「保育園」にと、単純に振り分けられていました。祖父母世代はまさしくそうでした。

ところが、女性も仕事を持ち共働き家庭が増え、むしろ専業主婦の方が少ないという状況になったために、保育所に入れない待機児童が増え、幼稚園と保育所という振り分けでは、対応できなくなったのです。

そこで、国は、幼稚園と保育所の両方の機能を併せ持つ「認定こども園」という施設をスタートさせています。

既存の幼稚園が保育所機能を持ったり、保育所が幼稚園機能を持ったり、幼保連携型として新設された施設もあります。それぞれ両方の機能を併せ持つことになりますから、昔のような幼稚園と保育園の差というものがなくなってきているのです。

幼稚園だからとか保育園だからとかという違いではなく、それぞれの園の方針や特徴のよる違いが大きいです。園の方針は、例えば便利な駅前か自然豊富な郊外かなどの立地や周りの環境によっても違ってきます。

また、実のところ、AIの登場など時代の流れが速すぎて、祖父母世代はもちろん、パパママ世代の常識も通じないかもしれないのです。

大切なのは、幼稚園か保育園かということより、園の方針が子どもに合うかどうかということです。

 元日本航空CA、子ども英語スクール経営者。日本と欧米の優れた点を取り入れた幼児教育研究家。著書に『グローバル社会に生きる子どものためのしつけと習慣』(アマゾン)『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』(彩図社)、『ホンマでっか!?TV』に子ども教育評論家として出演など。

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