寸劇が終わり、「ジャングルブギー」が始まってからの歌とダンスが、まず最初に来るクライマックスになります。これがもう本当にかっこいい!ともかくダンスが激しいんですよ。ストリートパフォーマー集団Zingで活動もしていたAbiちゃん、Tomocoちゃん、Mamiちゃんの筋肉がすごい!

新体操や器械体操、さらには空手やダブルダッチの経験もあるツワモノたちなのです。さらに言えば、このステージの振り付け、Perfumeの振り付けを担当しているMIKIKO先生の手によるもの。

楽曲的には古くても、振り付けとアレンジ、そしてステージングがかなりアップデートされているので、どんな世代の人でも間違いなく楽しめると思います。しかもこんなに激しい振り付けをしながら、手持ちマイクで生歌、というのハンパないです。

一転して「ミルクホール支配人」役で現れたのがトラトラトラッドからのあゆみさん。太鼓担当の男性二人と合わせて、日本の伝統楽器を使ってのパフォーマンスをしているグループなのですが、ここではコメディー要素も出来るなど芸達者な方です。

他の虎姫一座メンバーがミルクガールとして登場してのコントもあり、さらにタップダンスも。このタップダンスはビートたけしの映画「座頭市」のタップダンスシーンを手がけたHIDEBOH氏の手によるもの。

ほんと、いろんなところでビッグネームを使っております。さらに続く「買い物ブギ」では、美人なみんながおばちゃんヅラをかぶって歌って踊って大騒ぎ!常に歌と踊り、そして寸劇で楽しませるという隙のないスタイルなのです。