商店街の福引でもティッシュしか当たったことないレベルなのに、どういう訳か応募総数11万8千件・倍率125倍という超伝導リニアの体験乗車に昨秋当選。

「俺の人生にも一度ぐらいこんなことがあっていいだろう」と長州力ばりに思いつつ、夢の超特急へ乗るべく出掛けてきました。

夢体験の舞台となる「山梨実験センター」は「山梨県立リニア見学センター」に隣接。JR中央線の大月駅からバスに乗り15分ほど、終点がリニア見学センターです。

この日は体験乗車まで時間があったため、まずは見学センター内の「どきどきリニア館」へ。ここは世界最高速度581km/hを記録した試験車両や開発の歴史、超伝導の仕組みなどが展示されている施設です。

 

世界最高速度の試験車両

体験乗車に来たことを話しつつ施設の方に聞き込みを実施すると、「職員もみんな応募したけど、誰も当たらなかったんですよ」とのこと。身内にも全く容赦なし、恐るべきガチな抽選ぶりである。

と、ここで時間が来たので集合場所へ移動。記入など簡単な手続きを済ませ入り口を抜けると、会議室状の部屋に通されます。

ここでは体験搭乗にあたっての注意のほか、リニア開発の歴史を辿る映像が流され鑑賞。そういえば小学生時分から、リニアは「夢の乗り物」と呼ばれていたものです。その長きに渡る歩みを知ることで、搭乗の気分を高める演出効果は十分。一緒に乗る人たちと一体感すら芽生えてきます。

そしていよいよ出陣!(※気が昂ってます)とばかり、係のお姉さんの先導を受けリニアへGO。

 

フォトギャラリーリニア体験乗車の模様を写真で追跡
  • 内部の様子、ほとんどトンネルで外を見られる区間は少なかった
  • 内部の様子2
  • 内部の様子3
  • 情報画面
  • 情報画面2
「見学センター」の文字がデカデカと躍る看板を横に見ながら

 

スロープ状の通路を歩いて実験センターへ向かいます
座った場所の関係で列の先頭になってしまいましたから、何だかここでもドキドキ感アップ。足取りもどことなくスローモーションになったり、普通の廊下も何だか少し違って見えます。頭の中では『アルマゲドン』で主人公が宇宙へ向かうシーンがオーバーラップしたものです。