SHINee@東京ドーム SHINee@東京ドーム

韓国出身の5人組ボーイズグループ・SHINee(シャイニー)が15日、初の東京ドーム単独公演「SHINee WORLD 2014~I'm Your Boy~ Special Edition in TOKYO DOME」を開催。前日の公演と合わせて2日間で10万人を熱狂させた。

SHINeeの公演チケット情報

パールアクアグリーンのライトで埋め尽くされた会場に登場したメンバーは気合十分、「Are you ready?」という掛け声とともに、『Everybody』『Lucifer』など激しいダンスナンバーを立て続けに披露。2011年の日本デビューから目標に掲げていた夢の大舞台に立ち、「目標にしてきた場所です。ここにいる5人、本物です。SHINeeがこのステージに立ってます!!」(キー)、「やっぱり東京ドームは広いですね」(テミン)、「最高!」(オンユ)と大興奮で幕を開けた。

「日本デビューから4年間の集大成を見せるライブにしたい」という言葉通り、日韓デビュー曲『Replay-君は僕のeverything-』から新曲『Your Number』(3月11日発売)まで全32曲を熱唱し、多彩なステージを展開。中盤では、キーのDJプレイとともに、ファッションと音楽を融合させたスペシャルステージでファッションショーも行われた。また、ソロステージでは、各メンバーの個性を生かした演出で観客を沸かせた。オンユはテミンのピアノ演奏に合わせて徳永英明の『レイニーブルー』で美しいハイトーンボイスを聴かせ、キーは、『Born to Shine』(未発売)でセクシーなパフォーマンスで魅了。観客席からファンをステージにエスコートするサプライズもあり、観客の視線を釘づけにした。ミンホは女性バレエダンサーと、しなやかで華麗な舞を魅せたかと思いきや、一転、総勢100人のエキストラとともにユーモア溢れるステージで笑いを誘う。また、ジョンヒョン、テミンは本国韓国で大きな記録を残したそれぞれのソロ楽曲のパフォーマンスを披露した。さらに、昨年9月から12月にかけてホールからアリーナ公演で訪れた日本各地の「ゆるキャラ」8体がステージに登場する演出もあった。

ラストの楽曲『LOVE』では、ファンからのサプライズも。5万人が掲げるカラーパネルで「WE LOVE SHINee」とうい文字が客席に浮かび上がると、ファンからのプレゼントに、キーの目から大粒の涙がポロリ。そして、キーを抱きしめるジョンヒョンもいつの間にか号泣。5人で肩を寄せ合って円陣を組むと、会場は温かなSHINeeコールに包まれた。最後には、オンユも熱い涙を見せ、「本当にありがとうございました」とファンにしみじみ感謝。「きょう、新しい夢ができました。ずっと、皆さんと一緒にいたいです」(ミンホ)、「不安もあったけど、こんなにたくさに来てくれて愛してくれてありがとうございます。SHINeeはこれからです。見守ってください」(キー)と、5人で深々と一礼すると、客席からは惜しみない拍手と声援が送られた。

なお、「ウレぴあ総研」にて近日、詳細レポートをお届けする。