子どもたちが将来、大人になって活躍する世界は、今よりもきっと、デジタルとテクノロジーが進歩した世界。そんな中、自分でプログラミングを行い、アプリやゲームを作ることができるスキルは、きっと多くの人々に求められていくことでしょう。

そんな中、今から子どもを最先端の技術を持つ子どもにしたいと考えるママもいるのでは?

そこで今回は、2018年9月24日(月・祝)に小学生のためのプログラミングスクール Tech Kids School主催によって開催された、小学生プログラマーのNo.1を決定するコンテスト「Tech Kids Grand Prix」で決勝プレゼンテーションを行った小学生プログラマー12名のうち、2名のママと1名のパパに突撃インタビューをしました。

小学生でプログラミングの達人にした育て方や、子育てのコツ、いつからプログラミングをはじめたの? など気になる質問の回答、ぜひチェックしていきましょう!

ママにインタビュー!プログラマー小学生を育てた経緯と育て方

宮城采生くん(10 歳)のママへのインタビュー

まずは総合優勝を飾った、宮城采生(さい)くん 10 歳、小学5年生のママへのインタビューから!

――お子さんは何歳からプログラミングを始められたのですか?

宮城采生くんのママ(以下、宮城ママ)「昨年の夏くらいからですね。今回、受賞した作品が2作品目になります」

――お子さんは何がきっかけでプログラミングに興味を持ったのですか?

宮城ママ「ゲームのやりすぎで、ゲームを取り上げられたのがきっかけです」

――お子さんにプログラミングをさせようと思われたのはなぜですか?

宮城ママ「苦労して自分で形にすることを楽しめるようにとパソコンを与えたんです。結果本人がゲームを好きだったのでゲームを作りました。与えられたものをひたすらにやるよりは、違う方向から学べるのでよかったのかなと思っています」

――やはり最近はプログラミング漬けの生活ですか?

宮城ママ「短期集中型で毎日コツコツというよりは、土日などまとまった時間に1日中やるという感じですね。エンジンがかかったら続けています」

――育てていて苦労することはありますか?

宮城ママ「進捗がわかりやすくないことですね。動くときは動くのですが、動いていないときは遊んでいるのかどうなのかわからないので、成果がわかりづらいんです」

――プログラミングをさせることで、普段、お子さんのそのスキルはどんなことに役立っていますか?

宮城ママ「なんとなくですが、英語というかアルファベットに対する抵抗がなくなってきて、意味を調べたりして、興味を持ってきていることですね」

――将来はどのような仕事に就かせたいとお考えですか?

宮城ママ「本人はゲームクリエイターと言っていました。今はそれがモチベーションで構わないのですが、プログラマーに限らず、経験を活かして何かやっていってもらえたらいいなと思っています」

――今後、どんな子に育って欲しいですか?

宮城ママ「AIがいろいろとやってくれる世の中になると思いますが、点数が高い低いからではなくて、好き嫌いをはっきりと決められる人間になってほしいですね」