新たな本の楽しみ方として、「声で本を聴く」を体験を提供するボイスブック/音声コンテンツ配信サービスの「Audible」は、10月11日から、Amazon Echoシリーズをはじめとする、音声アシスタント「Amazon Alexa」搭載機器との連携を強化した。

Amazon Alexa対応機器に、「アレクサ、(コンテンツのタイトル)読んで」または「アレクサ、Audibleを読んで」と呼びかけるだけで、「Audible」アプリやPCサイトでダウンロードしたコンテンツを、人気声優・有名ナレーターの朗読によって楽しめる。

音声操作では、自動的に一番最近ダウンロードしたタイトルを最初から読み上げ、次からは一番最近読み上げたタイトルの続きを再生する。「Alexa」アプリから操作する場合は、読み上げ可能な本の中から選ぶと、自動的に読み上げる。

また、「アレクサ、止めて/再開して」「アレクサ、巻き戻して/早送りして」「アレクサ、次の章/前の章に行って」「アレクサ、5分巻き戻し/早送りして」などと、音声による操作もできるようになった。

「Audible」は、米Amazonの関連会社のAudible(オーディブル)が運営しており、現在は、日本を含む8か国でサービスを展開する。日本向けサービスは2015年7月に開始し、日本語コンテンツとしては、朴ロ美さんが朗読する『小説 君の名は。』(新海誠著)、田中麗奈さんと中村蒼さんの朗読による『悪人』(吉田修一著)、柄本佑さんが朗読する『菊次郎とさき』(ビートたけし著)など、著名な作家の作品をはじめ、ビジネス書、落語、語学など、多彩なジャンルから豊富なタイトルを揃える。38か国語の海外コンテンツもあわせると、コンテンツ数は40万タイトル以上に達し、日本最大級の音声コンテンツ制作・配信サービスとなっている。

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