4. 食器たちのシーン、ベルとビーストのダンスシーンはCGで制作されている

『美女と野獣』は、セル画を使った手描きのアニメーション作品です。しかし、作品の中には当時としては最新のコンピュータ・グラフィックス(CG)が使われています。

一つは「ひとりぼっちの晩餐会」の食器たちのシーン、もう一つはボールルーム(舞踏室)でのベルとビーストのダンスシーンです。

手描きのアニメーションでは、同じものを多く描いて動かしたり、カメラのアングルを変えたりするシーンは、どうしても苦手でした。

しかし、CGの導入によって、奥行きのあるシーンを作ることができるようになったのです。

 

5. 実写化の企画が少なくない『美女と野獣』

『美女と野獣』のメイキング映像の中で、当時ディズニー社のCEOを務めていたマイケル・アイズナーは、「実写版を撮りたい」と、冗談めかしながら語っています。

『美女と野獣』については、1946年にジャン・コクトー監督が実写版を手がけています。この作品はのちにディズニー版の『美女と野獣』に大きな影響を与えました。

最近では、クリストフ・ガンズ監督が、実写版を制作しています(2014年公開)。

またディズニーは現在、エマ・ワトソンをベル役に起用した、実写版の制作を準備しており、2017年3月17日に公開すると発表されました(北米公開日)。

『シンデレラ』などと同様に、過去の作品を今の時代にあったものにリメイクする動きが進みそうですね。

 

不朽の名作をぜひ!

『美女と野獣』は多くのファンに愛されている不朽の名作です。

私自身も数多くのディズニー・プリンセスの作品の中で、特に好きなものの一つです。

まだ見たことのない方、以前見たことのある方も、MovieNEXが発売されたこの機会にぜひ、楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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※当記事の構成にあたり、以下の資料も参考にいたしました

D23.com | Belle
D23.com | Beast
D23.com | Beauty and the Beast (film)
コトバンク「貸本屋」
Oh My Disney "Guess Which Disney Princess Emma Watson is About to Play"
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