2)ドン引きその2「イタい背景」

さて、写真の恐ろしい部分といえば、人物の背後に映り込んだ画を見ると、人となりにおおよその検討がついてしまうところではないでしょうか。油断してると、こんな風に思われちゃいますよ...。

最悪中の最悪:背景に、「黄ばんだフスマ」が映っている
君んちは寂れた旅館かっ!...と、確実につっこまれること請け合いです。もうリアルで残念な生活感丸出し。こんな家に嫁ぎたい訳がありません。破れて黄ばんだフスマに、丸くて黒い引き手...。これまさしく、華やかな新婚生活の対極でしかありません。ところが意外にも、フスマ映っている率って、結構高いんです。特に実家暮らしの人に多いパターンです。ちょっと、写す場所を考えましょう。

ガッカリ中のガッカリ:見てすぐに、「この家、6畳くらい+ミニキッチンの1Kか」ということがわかる
笑顔の男性の背後を見れば、狭くて乱雑な部屋と小さな台所が。こういったいかにも独身一人暮らしの部屋(しかもあまりセンスがよくない)は、悪いリアリティを与えてしまいます。女子は将来、この延長のようなひもじい暮らしが待っているのでは、といったような悲観的な気分に駆られがち。部屋のどの部分を背景に選んで撮影しようとも、住んでいる部屋自体が狭いため、余計なものが映り込んでしまい、今現在の暮らしのあまりよろしくない部分を多く伝えてしまう可能性が高いです。

部屋で撮る場合は、オシャレなソファ(あれば)や、植物の前(あれば)などのベスポジを選んで撮るようにしましょう。もしくはいっそ外に出て、緑の多い公園などでの撮影がオススメですよ?!