スマートフォンで魚の数を自動カウントする「NEC フィッシュカウンター」

2015.3.19 12:13配信
勘や経験に頼ることなく魚の数を自動カウント。左から、カウント画面とカウンター設定画面のイメージ

NECソリューションイノベータは、水産養殖の稚魚などを自動的にカウントする「NEC フィッシュカウンター」サービスの提供を4月に開始する。1端末の利用価格は、1日3万円。

画像認識技術を活用した専用アプリケーションをスマートフォンにインストールして使用することで、透明なパイプを流れる稚魚を自動的にカウントするサービス。誤差±5%の高精度な認識率で、稚魚のカウント漏れを削減する。稚魚の水槽への投入時または、稚魚を陸上の水槽から海上の大型いけすに移す「沖だし」時に、正確な飼育数量を把握することが可能。

従来の目視でのカウントでは、投入数に誤差が生じていたが、投入数を自動カウントして飼育数量を把握することで、適正な給餌量による生産コストの削減や、精度の高い出荷量の予測などを実現した。また、システムによる魚のカウントは、高価な機材が必要だったが、身近なスマートフォンのカメラを使って魚を自動的にカウントすることで、機材の導入コストを大幅に削減できる。さらに、携帯できるので、屋外の養殖現場や船上などさまざまな環境で魚をカウントできるようになる。 作業環境に合わせて、パイプの認識範囲や魚の流れる向きを設定することが可能。購入した稚魚などの数をあらかじめ設定するだけで、パイプを流れる魚を認識しながら魚の数をカウントダウンし、投入にかかる時間を自動的に予測する。カウントダウン機能によって、勘や経験に頼ることなく、計画的・効率的に作業を進めることが可能。

今回の「NEC フィッシュカウンター」は、2014年12月に提供を開始した水産養殖事業を支援するクラウドサービス「NEC 養殖管理ポータル」に続き、水産養殖事業へのさらなる支援としてを開発。今後もさまざまな側面から水産養殖業界をICTで支援することで、豊かな水産資源の未来に貢献する。

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