ニューアルバム発売記念イベントを行ったEXILE

 EXILEの約3年ぶりとなるオリジナルアルバム『19 -Road to AMAZING WORLD-』の完成記念イベントが24日、東京都内で行われ、メンバーのATSUSHI、MAKIDAI、橘ケンチ、NAOTO、小林直己、白濱亜嵐、関口メンディー、世界がトークショーに出席した。

 イベントではアルバムの豪華盤に収録される、76分のドキュメントムービーを映画館の大スクリーンで上映。HIROのパフォーマー勇退の過程から、新メンバー5人の加入、第四章への裏側を描くほか、19人のメンバー全員がインタビューで思いを語っている。

 上映前のトークショーでATSUSHIは「約3年ぶりのオリジナルアルバムで、かなり長い時間をかけてここまでたどり着いたと思います。楽曲もHIROさんがいた時からのEXILEの歴史に準じて並んでいます。自分たちにとってまた特別な思いのあるアルバムができました」とアピールした。

 ドキュメントムービーに収められたHIROのラストステージの裏側について、MAKIDAIは「メンバーみんなでHIROさんへの感謝の気持ちを何か形にできないかと考えて、胴上げをすることにしました。あの時、初めてHIROさんがいないところで何かを決めた」としみじみ語った。その際、リハーサルで代わりに胴上げされたというNAOTOは「まさかHIROさんより先にEXILEメンバーから胴上げしてもらえるとは」と笑わせた。

 また、最後にはMAKIDAIが「皆さんにお会いして時間を共有するライブが、一緒に楽しめる空間だと思います。この19人だからこそできた作品だと思うし、これを基盤にまだ見たことのない世界、アメージングだねと思える世界をライブで表現したい」とファンに誓った。