お友達は増えてないけど、去年言ったその気持ちは、いつも自分の頭の片隅にあります。

知っている方が出演されている舞台を、見に行くことが多いんですね。そういうときは、舞台が終わった後に、その方に会いに行かせていただくんです。

そのとき、偶然、舞台に出ていた他の方とすれ違うこともあるんですが、自分が感動した気持ちは、絶対に言うようにしています。「見させていただきました。本当に感動しました」って、直接言おうと思って。そういう意識は持つようにしていますね。

ーー確かに去年も佐江ちゃんはそう言っていましたね。1年後もブレのない佐江ちゃんに、ちょっとびっくりしました。

本当ですか(笑)。でも、「伝えた方がいい」と聞いたので、伝えるようにしてますよ。

お芝居に関したところじゃない、別の場所でもそうできるように意識しています。お会いした芸能人の方たちに「宮澤佐江です。よろしくお願いします」と、自分から積極的にご挨拶させていただいたり。

そうしたら、「あ、知ってますよ」って言っていただくこともあるし、そこで覚えていただくこともありました。

例えば去年放送されたドラマ、『Dr.ナースエイド』で共演させていただいた、栗山千明さん。共演する前に一度、お洋服の展示会でお会いしたことがあったんです。それで、ご挨拶させてもらったんです。

それから時間が経って、ドラマでお会いしたときに、「以前、お洋服の展示会でお会いしました!」ってお話したら、「あ! そっかあ!!」って言っていただいて。

そこから、連絡先を交換したり、たまに皆で集まる会に呼んでいただいて、お食事をご一緒させていただいたり。それが、今でも続いているんです。

だからやっぱり、ちょっとした挨拶って、本当に大事なんだなあって、この1年、すごく感じましたね。

ーー挨拶されたことは、意外と覚えているものですよね。

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