「これから全国の方々とつながっていくんだと思うととても楽しみ」と語った土屋太鳳

 NHKの連続テレビ小説「まれ」の横浜ロケ&放送初日取材会が30日、神奈川県横浜市で行われ、ヒロインを務める土屋太鳳が出席した。

 昨年10月に石川県能登地方でクランクインした土屋は、この日から一週間、1月下旬の中華街ロケ以来の横浜でのロケに入った。

 5月中旬ごろから放送される横浜を舞台にしたシーンでは、能登で育ったヒロイン津村希が世界一のパティシエになるべく修業に打ち込む様子が描かれる。

 土屋は「もともと横浜はすごく好きで、高校の時に友達とよく遊びに来ていました。今までは中華街や遊園地など昼間の部分の横浜を主に見てきました」と明かした。

 希として見た横浜については「ものすごく美しくて大人っぽい風景で。切なさもあったり、夜景もとてもきれいなので『こりゃあみんなデートに来るわ』と思いました」と笑わせた。

 放送初日となったこの日は5時に起床し、BSの放送を見たという。「やっぱり不安だったり複雑な気持ちもあるのですが、いよいよ始まるんだなと思って、受験や大切な大会の決勝を迎えるような気持ちでドキドキしました。これから全国の方々とつながっていくんだと思うととても楽しみにもなりました」と心境を語った。

 また“晴れ女”だという土屋は、放送初日が全国的な快晴となったことについて「うれしい! 今朝は弟とキャッチボールをしたのですが、ちょうどその時にゆっくり大きな太陽が出てきて、途中からぴかっと光りだしてすてきな朝を迎えられたと思っていました」と喜んだ。

 さらに「小さいころから朝日のような女優さんになりたいと思っていたので、朝ドラのヒロインとして毎朝全国の皆さんに元気を届けていけるのだと思うとうれしいです」と語った。