(左から)宇崎竜童、剛力彩芽、渡部篤郎

 4月10日スタートのテレビ朝日系金曜ナイトドラマ「天使と悪魔 -未解決事件匿名交渉課-」の制作発表会見が30日、東京都内で行われ、出演者の剛力彩芽、渡部篤郎、長谷川朝晴、内藤理沙、中村静香、荒川良々、宇崎竜童が出席した。

 ドラマは、人を信じて疑わない天使のような警察官・蒔田ヒカリ(剛力)が、誰も信じない弁護士の茶島龍之介(渡部)と共に司法取引という“禁断の交渉”を使って未解決事件の再捜査に挑む捜査エンターテインメント作。

 剛力は「どのような感じなのだろうと思ったけど、全く新しい警察官として全く新しい捜査ネタをお届けできればと。果たしてそれが天使ということなのか、人を信じて疑わないことが果たしていいことなのかが私自身も疑問なので、自分も理解できるようなお芝居をしていければと思っています」と語った。

 一方、オーダーで作られた役の衣装を着て登場した渡部は「今日の晴れの場には役の衣装で出なさいということで我々は全員役の衣装なのですが、衣装ではないですね」と剛力を見やり、20年来の付き合いという長谷川にも「ハセに至ってはジャケットも着ていない。大丈夫ですか。彼は最近忙しいみたいで何に出ているのか分かっていないみたいです」と語り、笑いを誘った。

 華やかなゴールドの衣装で登場した剛力は「(渡部の衣装は)今日はまだ落ち着いている方。ほかに水色のスーツなど、すてきなのですが派手な衣装を着ていらっしゃるので…。(役柄上、地味な衣装の)私もせめて今日だけはきれいなものをと思って」と説明。

 長谷川も「正直に言うと、出る瞬間に渡部さんが『(ジャケットを)脱げ、脱げ』と。こんなちゃんとした場だとは思わずすみません」と言い訳した。