探偵BAR「ANSWER」入口。この扉を開けた途端、未知の世界が広がります...

結婚前の女性へアドバイス

――婚活中の女性に対し、「こういう男性を選んだ方がいい」というアドバイスはありますか?

(長坂代表)これ絶対言えるのは、「自慢する奴はやめた方がいい」ですね。結局自慢して、自分を大きく見せようとする人間は、やめた方がいいです。

逆に、自分を低く見せる人間の方が、僕はいいと思います。だから、例えば、その人の情報が、本当に高く見積もっている発言か、もっと高いところに本来はいるのにあえて謙虚に低く言っているか、っていう、そこを見定めた方がいいです。

自分を謙虚に、低く言っている人は、そこまでハズレはないと思います。でも、何でもかんでも高く見せようとする人間ていうのは、実際に高くても、長持ちしない。なのでその一点につきると思います。

――婚約者がいて、結婚を控えている女性に対し、「結婚相手がもしこういう男だったら気をつけた方がいい/結婚を考え直した方がいい」というアドバイスってありますか?

(長坂代表)「お金を全部自分で管理しようとする人」とかですね。男性が女性に「全部お金を任せるから」っていう方がうまくいくんです。だいたいそういう家庭の方がうまくいっています。男性が全部会計して、生活費を渡すっていうのは、たぶん絶対よくないんです。

だから、そこのお金に関して自分が管理するとか、計算が得意とか得意じゃないとかじゃないですよ、そこはちゃんと見といた方が、聞いた方がいいですね。

それって何でかって言うと、お金って大切なものじゃないですか。それを相手にゆだねられる懐の深さとか、相手への信頼度とか、これだけ相手を信頼してますよ、ってことにも繫がるんです。単純に物質的なものじゃなくて。命を渡すっていっても実際できないじゃないですか。でも命の次かその次に大切な「お金」というものをゆだねられるかという「踏み絵」でもあるので。

たぶんそれって、すべてに通じるんですよ。

――泥沼離婚したカップルをたくさん見て来られた長坂さんに聞きたいのですが、将来泥沼離婚などにならないよう、いい伴侶の選び方や、相手に対する配慮の仕方や、結婚に対する心構えなど、「いい結婚をしていい夫婦としてうまくいくコツ」が何かあれば教えてください。

(長坂代表)例えば妻側としては、夫が寝たきりになったとき、もしくは夫が仕事を一切失ったとき。逆に夫側としては、妻が家事など一切できなくなったとき。重い病を患ったとき、とか。そういうことを自分の中で想定して、それでもこの人を支えていこうっていう気持ちを常に持っておくことじゃないですか。

要は、いいことっていうのは、誰でも受け入れられますけど、悪いことっていうのは、受け入れられないじゃないですか。なのでいろいろなパターンの不幸な出来事を想定して、それでもいいんだ、っていうことを自分の中で意識づけることじゃないですかね。

最悪の事態っていうのをちゃんと想定した上で、常に「それでもいい」っていうことを、自分の中で持っておく、っていうことです。

それであれば夫婦は別れません!

だいたいね、相手に対する期待とか、このままが続くとか、そういった期待感を持った状態があっても、どんどん時間が経っていけば、薄れていったものとか、なくなっていったものが見えてくる。

そういうところのギャップから、人間って、よりよいものを求めようと他に行ったりとか、ってなってくるんですよ。そうならないようにしたいですよね。

――長坂代表、貴重なお話、ありがとうございました!

いかがでしたか。話を聞くほどに「探偵って面白い!!」と思い、長坂代表に「私、車での尾行とかに自信はないんですが(急な進路変更とか、まかれたりとか)、探偵になれますか?」と聞いたところ、「都心だと電車での尾行がほとんどですよ。あとは自転車。ちなみに一番困るのは、電動自転車に乗った主婦の尾行の時、普通のチャリで追いかけるのはしんどいですよー」との返答がw

こんなかんじで探偵さんの世界は面白話が尽きません!続きは六本木の探偵BAR「ANSWER」でどうぞ♪

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1974年生まれ、東京在住。前職は大手ネットショッピングモールのPR担当。2009年より「ライフハッカー」にて恋愛記事の執筆を開始。現在は「金メダル級のダメ男とばかりご縁がある切ない人生を送ってきた、虫の息の恋愛コラムライター」として活動中。また、別ジャンルで「ヨリエ・スディラジェンコフ」名での執筆活動も行っている。