実は、日本での誕生の日にちは、かなり偏りがあるということがわかりました。誕生日なんてものはコントロールできるものではないと思っていた筆者としては、大変驚きました。

 

書籍『日本人のランキング』は、様々なテーマをランキングで紹介している書籍なのですが、真っ先に取り上げられているのが、この誕生日について。

皆さん、日本人の誕生日は何月に多いと思いますか?

実は、最も多い誕生日は12月22日なのです。そして、冒頭の4月2日、9月25日と続きます。日本人はこの3番目に多い9月の周辺、7~9月に誕生日の人が多く集まっており、1年365日を誕生日の多い人順に1位~365位で発表したところ、100位までは7~9月に集中したのです。

一方で誕生日の人が少ない日は2月29日。うるう年に存在するこの日は確かに誕生日の人は少ないでしょう。続いて少ないのが1月1日、2日の両日。やはりお正月での出産は避けたいのでしょうか。3日生まれは360位、4日生まれは340位と、この近辺の誕生日の人はランキング下位に位置しています。また全体的に誕生日の人が少ないのが2-4月。こちらには200-300位が集中しました。

「この期間に生まれる人は少数派だ。この期間はちょうど年度末・年度初めにあたるので、タイミングによって子どもの学年が変わる時期。『早生まれ』『超遅生まれ』は当の子どもにとって悩ましい問題になる可能性はある。多くの親がピンポイントで目指す誕生日はないようだが、年度末と境目を『なんとなく』避ける傾向はあるようです」(同書より)

4月2日に誕生日が多いのは、前日の1日だったら最も遅い「早生まれ」として、前の学年に編入させられてしまうからなのでしょうか。皆さん、コントロールして4月2日に生んでいるんですね。なんとも驚きの結果でした。