ベビーサインを教えるとき、気をつけること

ベビーサインを教えるときには、次のことに気をつけましょう。

・焦らない、やり続ける
赤ちゃんがなかなかサインを覚えてくれなくても、焦ることなくゆったりとした気持ちで続けることが大切です。「そのうち覚えてくれればいいな」くらいのつもりでやっていた方がストレスにもなりません。

・赤ちゃんの目を見て行う
赤ちゃんがよそ見をしているときや、他のものに集中しているときではなく、赤ちゃんと向き合い目が合っているときに行うのがオススメ。こちらのサインに興味を示し、声を出して笑ったりするなど、なにかしら反応を返してくれることもあります。

・普段の会話にサインを取り入れる
わざわざベビーサインを教えるための時間をつくるのではなく、日常の会話の中にサインを取り入れるだけで十分です。例えば、「そろそろミルク飲もうか」と赤ちゃんに話しかけるときに、ミルクを飲むというサインをしながら話しかけるだけです。同じサインを何度も見ることで、自然にサインを覚えてくれます。
 

実際に我が子に教えてみた結果

筆者は、トイレトレーニングがスムーズにできるよう「ウンチ」や「おしっこ」のサインを何気なく教えるようになったのがベビーサインを始めるきっかけでした。何度も同じサインが続くことでいつの間にか自然にサインを覚え、ウンチやおしっこをすると「おむつを替えて」のサインをしたり「ウンチが出たよ」とサインをして教えてくれるようになりました。

ウンチやおしっこのサインを覚え、自分で言いたいことを伝えられるようになると、新しいサインも次々と覚えだしました。「眠たい」や「お腹がすいた」、「ジュース」、「ちょうだい」など、使えるサインが増えれば増えるほど、ママやパパだけでなくおばあちゃんやおじいちゃん、託児所の先生とのコミュニケーションも簡単に取れるように変わってきました。

いかがでしょうか。赤ちゃんが話せるようになるまでは、なかなかコミュニケーションが取れなくて大変、というのは思い込み。根気よく続けていくことで、話せない赤ちゃんとも意思疎通を取ることができます。堅苦しく考えず、今日から少しずつ取り入れてみてはいかがですか?

1986年生まれ、一児のママ。大手自動車メーカー退職後、フリーランスライターに。恋愛・結婚・育児、働き方など女性に関すること、医療をテーマに執筆。仕事も育児も自分ゴトも、諦めず効率的に行う方法を日々模索し実践中。趣味は旅行と読書。