「PT-VW355NJ」(左)と「PT-VX425NJ」

パナソニックは、世界で初めてインテル Pro WiDiに対応したポータブル液晶プロジェクター2機種を5月に発売した。ラインアップは、解像度1280×800(WXGA)の「PT-VW355NJ」と、1024×768(XGA)の「PT-VX425NJ」。価格はどちらもオープンで、税別の実勢価格は25万円を切る見込み。

世界で初めてインテル Pro WiDiに対応し、同規格対応PCなどからワイヤレスで転送した文書やビデオ、ウェブサイトなどのコンテンツを、すばやく投写できる。「会議管理モード」を備え、複数人の会議でもプレゼンターの変更や発表者のコントロールを簡単に管理できる。

内部の温度設計を最適化することで、業界トップクラスの明るさを確保しつつ、クラス最小・最軽量を実現した。また、映像信号を検出し、明るい映像と暗い映像での光量をコントロールする新設計の「アイリス」を採用し、より忠実な階調表現と、12000:1の高コントラスト比を実現する。ランプ交換サイクルは5000時間(エコモード時は7000時間)で、フィルター交換サイクルは7000時間なので、長期間使える。

セットアップ機能には、短時間で簡単にセットアップできる「Easy setting機能」、斜め投影時の台形ゆがみをコーナー4点補正で調整する「コーナーキーストーン機能」、内蔵の照度センサで周囲の明るさを自動で判断して投影映像の色を補正する「Daylight View Basic機能」を搭載する。

このほか、独自のワイヤレス送信用アプリケーション「ワイヤレスマネージャーME6.3」と無線LANを使って、PC画面をワイヤレスで投写できる。また、音声送信もできるiOS/Android対応アプリ「ワイヤレスプロジェクター」も用意する。

インターフェースは、HDMI入力×1基、モニタ出力×1基、ミニD-sub15ピン×2基、USB Display、MEMORY VIEWER、有線LANを備える。サイズは幅352×高さ98×奥行き279mmで、重さは約3.4kg。