登録ユーザー数は全世界で約5億6000万人。月間アクティブユーザー数は1億8100万人(2015年1月29日時点)と、世界中に利用者がいるコミュニケーションアプリのLINE。今年行われたアップデートでは、トークルームに表示されるプロフィールアイコンが、四角型から丸型化にデザインが変更され話題となりました。

どちらかというと反対意見が多かったようですが、その反響の大きさから察するに、このアイコンにこだわっているユーザーが多いということ。四角型から丸型への変更だと、写真の四つ角が切り取られてしまいますからね、こだわって作り込んでいたユーザーが、嘆きの声をあげたのでしょう。

ところで、女性の皆さん、このアイコン写真に何を設定していますか?

男性から見た「理想のアイコン」とは?

LINEをはじめSNSの写真は自分を「より良く見せる」ための重要なポイント。書籍『SNS盛』の著者・犬山紙子さんは、SNSでどう自分を“盛る”かについて同書で詳しく紹介しています。なかでもLINEのアイコンでは、モテを意識した“盛り”が必要とのこと。

 

例えば、プリクラや自撮りといったアイコンはよく見られます。また、写真アプリを駆使して、もはや原型のない程までに作り込んだ1枚を設定している人もいますよね。しかし犬山さんによると、これではまだ自分自身への“自分盛”であって、“男盛”にはなっていないのです。前出のアイコンは、実は男性にそれほど人気がないのです。

「男たちもSNS上で様々なプロフ写真や自撮り写真を見て、目が肥えてきてますからね。『顔に手を当てて思いっきり小顔アピールしてるけど、顔デカいのかな』『右半分の目と鼻しか映ってないけど、口に自信がないんだろうな』と逆にマイナスな想像を与えてしまうことも」(同書より)

なんと、男性の見方は実はシビア……。男性である筆者も、隠れている部分は確かに気になったりします。特に今のプリクラは原型がないくらいに編集が可能なので、男性が疑心暗鬼になっても仕方ありません。

じゃあ実際にはどんなアイコンが印象が良いのでしょう。こちらも犬山さんが調査したところ、男性陣から「ナチュラルに写ってて、しかもかわいいのが伝わって来るやつ」「かわいいキャラクター」という意見を多数もらったよう。

こういった男性の勝手な意見を受け、犬山さんは独自の“男盛”を提案。

ナチュラルで可愛いだけでなく、そこに「隙」を加えると良いとアドバイスしています。