中島翔哉(ポルティモネンセSC) (c)スエイシナオヨシ 中島翔哉(ポルティモネンセSC) (c)スエイシナオヨシ

11月7日、『キリンチャレンジカップ2018』に臨む日本代表メンバーが発表された。今回、UAE遠征に参加するU-21日本代表メンバーと同時発表となった森保一監督は「ひとつの代表チームを決めるだけでも大変。東京五輪世代をどう引き上げるか、何がベストか考えてやる難しさがある」と語った。

【チケット情報はこちら】

23名の日本代表メンバーは以下の通り。
【GK】東口順昭(G大阪)、権田修一(鳥栖)、シュミット・ダニエル(仙台)
【DF】槙野智章(浦和)、吉田麻也(サウサンプトン)、佐々木翔(広島)、酒井宏樹(マルセイユ)、山中亮輔(横浜FM)、室屋成(FC東京)、三浦弦太(G大阪)、冨安健洋(シントトロイデン)
【MF】青山敏弘(広島)、原口元気(ハノーファー)、柴崎岳(ヘタフェ)、遠藤航(シントトロイデン)、伊東純也(柏)、中島翔哉(ポルティモネンセ)、南野拓実(ザルツブルク)、三竿健斗(鹿島)、堂安律(フローニンゲン)
【FW】大迫勇也(ブレーメン)、鈴木優磨(鹿島)、北川航也(清水)

森保体制後、3試合連続ゴールの南野、中島、堂安の黄金の2列目と吉田、柴崎、大迫のW杯組という軸となるメンバーはそのまま。10月のメンバーからは長友佑都から山中、小林悠から鈴木というようにケガ人が入れ替わっただけとなった。指揮官は固定メンバーについて問われると、次のように説明した。

「これまで『キリンチャレンジカップ』に招集した選手を中心に『アジアカップ』に臨むということは基本的に考えている。(ケガ人以外の変更はないのは)言われて、今気が付きました(笑)」

新たに呼んだ鈴木と山中については、こう語った。

「優磨はアジア王者を目指す力のあるチームで結果を出し、存在感を発揮してくれている。山中はF・マリノスで年間を通して試合に出ていいパフォーマンスを見せている。まだ波はあるが、左利きでクロスや攻撃に絡むプレーなど、スペシャルなものを持っている。このグループで彼らがどういう力を発揮してくれるか、見てみたい」

南米のベネズエラと中央アジアのキルギス。この2試合は「全く違う戦いになる」と言う。「キルギスについては『アジア杯』を想定した戦いになる。今回の『キリンチャレンジカップ』ではアジアの戦い方とアジア以外の戦い方。対応力が求められる」とのこと。来年1月の『アジア杯』を睨みながらも、指揮官は「これまで通り、まず勝ちにこだわる」とキッパリ。

『キリンチャレンジカップ2018』ベネズエラ戦は11月16日(金)・大分スポーツ公園総合競技場、キルギス戦は20日(火)・豊田スタジアムにてキックオフ。2試合ともチケット発売中。