カシオ計算機の19年3月期第2四半期決算は売上高減も純利益増に

カシオ計算機の2019年3月期第2四半期(18年4月~9月)連結決算は、売上高が1451億1600万円(前年同期比5.5%減)と減収したものの、営業利益が147億8400万円(同1.0%増)、経常利益が143億8300万円(5.3%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は111億1200万円(11.6%)だった。主力の「G-SHOCK」シリーズが増益に寄与した。

第1四半期に引き続き、G-SHOCKの初号機「5000」シリーズ初のメタル仕様モデル「GMW-B5000」などの新製品が国内を中心に好調だった他、中国で「G-SHOCK」が人気を博した。また、海外では関数電卓が学生向けに販売を伸ばしたことに加えて、拡大が期待できるインドネシアとの関係も強化した。

売上高が前年を下回った背景には、5月に発表したコンパクトデジタルカメラ事業から撤退したことが影響しているという。一方、楽器事業は流通網やラインアップを見直した結果、黒字化した。

代理店網の再編・再整備に伴う一時的な売上減少や、新興国通貨安の影響、新規事業の見直しなどの影響を踏まえ、5月に発表した19年3月期の通期連結業績予想の売上高3400億円から200億円マイナスの3200億円(前期比1.7%増)に下方修正。利益に関しては、営業利益が350億円(同18.4%増)、経常利益が330億円(14.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が230億円(17.6%増)を見込む。

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