衝撃発言で会場をざわつかせた真木よう子

 映画『脳内ポイズンベリー』の完成披露試写会が8日、東京都内で行われ、出演者の真木よう子、西島秀俊、古川雄輝、成河、吉田羊、桜田ひより、神木隆之介、浅野和之と佐藤祐市監督が出席した。

 本作は、アラサーヒロインのリアルな心情を「理性」「ポジティブ」「ネガティブ」「衝動」「記憶」という五つの思考の擬人化によって描くラブコメディー。“脳内メンバー”は脳内会議を繰り広げる劇中さながらに実物の約30倍もある真木の“頭上”から登場したが、真木は自身の巨大パネルに「なんか嫌ですね」と苦笑いを浮かべた。

 恋に悩むかわいらしい女性を演じた真木は「楽しかったです。これを機にどんどんこういう役をやっていけたらなと思います」と新たなキャラクターに手応えを語り、「恋している方もそうでない方も楽しめる、今までにないハチャメチャなラブコメディーになっています」とアピールした。

 また、普段あまり脳内会議をしないという真木の脳内について、フリーター男子を演じた古川は「理性が一番強いのかなと思っていた」、ポジティブ役の神木は「真木さんと撮影でご一緒したのは1、2日なのですが、お話を聞くとポジティブに生きている方なのかなと思います」とそれぞれ予想した。

 これに真木は「わたしには神木くんしかいないです」ときっぱり言い切って会場をざわつかせ、「ポジティブです、ポジティブしかいないということ」と慌てて補足した。女性が幸せになるためのアドバイスを求められると再び「神木くんを頭の中に置いておけばいいのでは。まあいいやと思っていると(気分も)よくなれます」と語り、笑いを誘った。

 映画は5月9日から全国東宝系でロードショー。