続いてはSHINHWAの楽曲をファンと一緒に踊っちゃおうというコーナーが。自信のある8人のファンが登壇し、ANDYとともに踊った。盛り上がりすぎて(?)ANDYの前に出て踊ってしまうファンも。そんなファンに“食われた”形となったANDYだが、不機嫌になるどころか、「あれ? メンバーきた?? と思って思わず後ろに下がってしまいました」と大笑い。大人な対応を見せていた。

イベントのクライマックスは、ANDYがサイコロを振り、出た目のお題をファンにやってあげるというもの。お題には『壁ドン』や今流行りの『肩ズン』などがラインナップ。ひとりめのリクエストは、サイコロの目“1”の『バックハグで愛を囁く』。すると、ANDYは1を出す奇跡をみせる! 自分でも驚いていたが、MCも「やはりスターは持っている」と感心。ふたりめは“2”の『手を繋いで会場を1周デート』を選択。だが、結果は違う目で……。と思ったら、ステージ脇からさりげなく黒子が登場し、さっと“2”にかえた。その素早い対応にANDYもファンも大爆笑。おかげでファンはANDYとの甘いデートを楽しむことができた。3人目に至っては、サイコロを振ったANDY自身が、リクエストの目にチェンジ。ファンの前にひざまずき手の甲にキスのサービス! そのジェントルマンっぷりに、ファンも気絶寸前。サービス精神に、観客はみんな目をハートにさせていた。

そして『To my Love』『Love song』とキュートなナンバーを続け、イベントは当初の予定の37分押しで終了。最後は「これからも皆さんが愛してくれて見守ってくだされば(活動を)死ぬまで続けられると思います。皆さんの歓声が力になりますし、癒しになっています。これからも一生懸命頑張るので、応援してください」と90度のお辞儀をしてステージを降りた。

たくさんのエピソードを話し、その一つひとつの話を詳しく丁寧に説明してくれる“饒舌ぶり”が印象的だったイベント。ファンとの2年間の空白を埋めようとするANDYの真心が感じられる温かい一日だった。

■ファンクラブ情報
ANDY ジャパンオフィシャルファンクラブ ~Smile with ANDY~:www.andyfan.jp

K-POPライター。90年代に“韓国アイドルの元祖”H.O.Tにはまり、2001年から5年間の韓国留学。留学中に日本で起こった韓流ブームにのり、韓流ライターや韓流番組のMCとして活動。帰国後は、ライター業や翻訳家業を中心に活動。得意分野は、K-POP史と新人K-POPグループの青田買い。

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