相談する側は「正直に話す」のがマナー!

――ちなみに、スーさんご自身はプライベートでもよく相談を受けますか?

ジェーン・スーさん:「実は相談があって」という改まった感じではないですが、自然な会話の流れで「今こんなことに悩んでいて」と打ち明けられることは多いですね。でも、中には「アイツに話すとキツいことを言われそうだから」と話してくれない友達もいそうです(笑)。

――鋭いことをズバッと言われそうなイメージがあるのでしょうか(笑)。ではスーさんが悩みを打ち明けたいときは、どんな人を相談相手に選びますか?

ジェーン・スーさん:基本的には長い付き合いの友達やパートナーで、否定をしない人ですね。相談する内容にもよりますが、まずは受け止めてほしいと思うので。ただ、自分が求める答えによって、無意識のうちに相手を選んでいるような気もします。たとえば、どうしたらいいかわからなくてモヤモヤしているときは、ズバッと言ってくれる人を自然と選んでいるのかなぁと。

――「相談する側」の立場にいるとき、意識していることはありますか?

ジェーン・スーさん:できるだけ正直に話すことですね。もちろん「すべて正直に話してもいい」と思えるような、信頼できる相手に話すことが大前提です。人は自分に都合の悪いことを話そうとしません。とくに知っている相手に対しては、自分をよく見せようと思うせいか、明らかにしたくない情報を伏せたまま話を進めてしまうんです。

でも「この人、何か隠しているな」とすぐにバレますし、相手が隠していることについて触れるべきかスルーすべきか、相談される側に迷いを与えることにもなります。

また、それほど関係性が深くはない相手に対しても、相談をぶっちゃける人がいますが「そんなに深いことを打ち明けて大丈夫なの?」と見ているこちらが心配になります(笑)。相談する相手は「信頼できる人」に限定することをおすすめします。

――最後に恋愛・結婚に悩む読者にメッセージをお願いします。

ジェーン・スーさん:「私はこういう人間だから~」というのは決めないほうがいいと思います。たとえば結婚というトピックに関して言うと「私は結婚しない人だから」「結婚する予定はないから」と現時点で決める必要はないと思うんです。ガッチリ決めてしまうことで心が苦しくなることもありますから。もしお悩みがあれば「ジェーン・スー 相談は踊る」にお気軽にご連絡くださいね!

ジェーン・スー
作詞家/コラムニスト/ラジオパーソナリティー。「ジェーン・スー 相談は踊る」(TBSラジオ/土曜19時~)「シケ金」(ソラトニワFM/金曜20時~)などの番組を持つ。『CREA』『ゴーゴーバンチ』『BIRD』などで連載中。著書に『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』がある。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。