プロメディアの北島茂・代表取締役

プロメディアは4月9日、プロ写真家や写真ビジネス向けの見本市「PHOTO NEXT 2015」の開催概要を発表した。今回は「わくわく感に胸躍る ようこそ!! 新しいフォトワールドへ」と題し、フォトビジネスの視点から「消費者の日常生活にもっと写真を」「写真が創る豊かなライフスタイル提案へ」を目標に掲げる。日程は6月2日(火)~3日(水)の2日間。東京都江東区有明の東京ビッグサイトで開催する。

メイン会場は西4ホール。116社、317コマの出展を予定している。今回はこのほか、会議棟でもイベントを実施。PMA(フォト・マーケティング・アソシエーション・トレードショー)のウォルフガング・アヴェンドルフ・ヨーロピアンディレクターの基調講演を始め、シンポジウムや各種セミナー、撮影デモンストレーションなどを実施する。また、撮影関連製品を安価で販売するアウトレットコーナーも会議棟に移した。

発表会で北島茂・代表取締役は「年々規模が拡大しており、今回は新規出展が16社にも及んだ。さらに14社からの新規出展の打診があったものの、断らざるを得なかった。会場が手狭になってきたため、今回から会議棟も使って2会場で開催する」とし、写真ビジネス分野の見本市への期待が大きいと語った。

また、発表会の最後に挨拶に立った日本営業写真機材協会の岡 芳男・会長は「このところ新聞紙面での全面広告が増えるなど、景況感は良くなってきている。写真ビジネス業界の景況はまだまだこれからの部分もあるものの、出展企業の増加などをみても2015年は期待できる年になるのではないか」と業界の今後について明るい展望を述べた。