(左から)ピエール瀧、橋本愛、阿部サダヲ、染谷将太、深津絵里、新井浩文、山崎貴監督

 映画『寄生獣 完結編』の完成披露舞台あいさつが13日、東京都内で行われ、出演者の染谷将太、深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛、新井浩文、ピエール瀧と山崎貴監督が出席した。

 本作は、昨年公開された前編に続く二部作の完結編。主人公の泉新一(染谷)と相棒のミギーがパラサイトたちとの壮大なバトルを繰り広げる。

 染谷は「ついに完成しました。本当に本当にすごいことになっています」と自信たっぷりに語り、「完成版を見た時は、すごいことが行われていて、すごい映像で今まで見たことのないドラマが繰り広げられていて、自分も素直に感動しました」と振り返った。

 前作に引き続き、モーションキャプチャーでミギーの表情やしぐさを演じ、声も務めた阿部は、『寄生獣』に関するイベントに初登場。劇場で前編を見た際に「最後の(スタッフ)ロールでキャストの三番目ぐらいに“阿部サダヲ”と出た時、後ろのお客さんに『出てた?』と言われていたんです。こういうイベントに参加しないとそういうことになってしまうんだなと思いました」と明かし、笑いを誘った。

 また、本作はスケールアップしたアクションも見どころとなる。染谷が「決して運動神経がいい方ではないので頑張りました」と語ると、橋本も「11メートル上空ぐらいから後ろ向きに落ちるというワイヤアクションに挑戦した」といい、「高い所が大好きなのでとても楽しかったです。(今後も)ワイヤアクションをたくさんやっていけたらと思います」と楽しそうに語った。

 映画は4月25日から全国東宝系でロードショー。