「SIMロック解除」の認知度(N=6219)

MMD研究所は、15歳以上の男女6219人を対象に「2015年4月携帯端末購入に関する定点調査」を実施した。この結果から、SIMロック解除についての認知度は73.3%で、理解している人は37.5%だったことがわかった。MVNO(仮想移動体通信事業者)各社の利用は1.9%だった。

携帯電話端末を所有する15歳以上の男女を対象にインターネット調査を実施。調査期間は2015年3月30~31日で、有効回答は6219人。5月に開始するSIMロック解除の義務化を受け、15歳以上の男女(N=6219)に「SIMロック解除」という言葉を知っているかどうか質問したところ、37.5%が「知っており、内容を理解している」、35.8%が「知っているが、内容は理解していない」と回答。これらを合わせた認知度では73.3%となった。「知らない」は26.7%だった。

また、所有しているデバイスに関する質問では、「スマートフォン」が62.5%、「フィーチャーフォン」が37.5%と回答。スマートフォンの所有率は2014年10月に比べ3.5ポイント増えた。メインで利用している携帯電話端末のキャリアは、docomo(NTTドコモ)が39.4%、au(KDDI)が32.7%、SoftBank(ソフトバンクモバイル)が23.0%、MVNO各社の利用は1.9%だった。

スマートフォンを所有している人(N=3884)を対象に、所有しているスマートフォンのシリーズについて聞いたところ、「iPhone」が50.1%、「Xperia」が15.3%、「AQUOS PHONE」が10.8%だった。iPhone所有者(N=1951)を対象に所有しているiPhoneのシリーズを聞いたところ、iPhone 5sが31.6%で最も多く、iPhone 6が25.4%、iPhone 5が18.4%と続いた。