お祭りみたいに活気のあるお店の外観

次は学生の集う街、日吉の商店街へ……

次に訪れたのは、2014(平成26)年8月にオープンした東急東横線日吉駅のにぎやかな商店街の一角にある「壱角家」。本日2軒目とはいえ、次のラーメンも食べる気満々の中原。家系ラーメン初心者ながら、早くもその中毒性にはまりつつある……。

ちなみに今回のお店に先日電話で取材を依頼したところ、対応してくれたスタッフがマーコ氏のファンであったらしく、本日のマーコ氏の来店を心待ちにしているという。

「マーコ氏にもファンとかいるんだぁ……」と内心思いつつ、お店に突撃。

お店に入ると、早速マーコ氏のファンというスタッフ・リョウセイさんがハイテンションで迎えてくれる。

「うわああ! 本物のマーコさんだ!」

ファンだという話は半信半疑だったが、どうやら嘘ではないらしい。

テンション上がりっぱなしのリョウセイさんも交えて、後から到着した店長さんにお話を聞かせていただく。お店はお客様がたくさんいらっしゃったので、とりあえず2階の事務所へ移動。
 

マーコ氏のファンだという貴重なお人。まんざらでもないマーコ氏
なぜかみんな正座。不思議な雰囲気

本日は池袋の店舗から駆けつけたという店長さん。この壱角家は東京都八重洲に1号店がオープンして以来目覚ましい勢いで各地に展開し、現在は東京・神奈川に13~4店舗を構えているという。

中でもこちらの日吉店は横浜エリアでは1号店で、学生街の駅前という好立地もあり、今後も大きな期待を寄せられている店舗なのだ。
 

最近いろいろな街で目にするようになった「壱角家」

壱角家のストロングポイントは「妥協を許さない本物の濃厚スープ」。

特殊な機材は一切使わず寸胴と技術のみで仕上げるというスープは「お客様を喜ばせたい」というスタッフの気合と愛情を注入することで最高の味になるという。

そんなスープに絡みつくのは、老舗中華麺製麺所に依頼する特注の「十八番中麺」。濃厚なスープに負けないパンチのある麺に仕上げるために、小麦の香りと深い味わいにこだわり、究極の加水率にたどりついたという逸品だ。

そんなお話を聞いているうちにお腹がすいてきたので、そろそろ下に行ってラーメンをいただくことに。

そして、究極の「ラーメン」(630円)が登場!

ビジュアル的には、うずらの卵、チャーシュー、ホウレンソウ、そしてのりが3枚。このとろりと煮込んだチャーシューも自慢の逸品とのこと。

まずは一口。「しょうゆの味がたってる」と静かにつぶやくマーコ氏。
 

筆者も一口。これは! なんとクリーミー!
こってり濃厚なスープと、時間をかけて煮込んだであろう、とろとろのチャーシュー。そして麺の弾力さまざまな魅力を口の中で堪能していると、隣でパシャパシャと写真を撮っていた松山氏から驚きの声が。