展覧会の広報サポーターを務める田中麗奈

 「大英博物館展-100のモノが語る世界の歴史」の取材会が17日、東京都内の東京都美術館で行われ、広報サポーターを務める女優の田中麗奈が出席した。

 本展は、大英博物館の八つの全所蔵部門から厳選された100作品を通して世界の歴史をたどるというもの。田中は「こうして時空を超えて世界をめぐることのできる展覧会にぜひ足を運んでいただけたらと思います」とアピールした。

 すでに館内を見て回ったという田中は「とても見やすかったです。広い空間に一つずつゆとりをもって展示されているので、一つ一つの作品に思いをはせて集中することができました」と振り返った。

 最も印象に残った展示物として「ヘブライ語が書かれたアストロラーベ」を挙げ、「黄色い懐中時計のようなもので、見ていて美しいしとても好き。天体観測や計測、星占いもできるので学者の方にも人気だったようです。現代で言えばスマホのようなものとされているようで、興味深かったです」と詳しく説明した。

 プライベートでも「美術館は好きなのでよく一人で車を走らせて行きます」といい、誰と訪れたいかとの問いには「一つのことに集中するとあまりしゃべらなくなるので、美術品を見に行く時はいつも一人で行きます。こういうことに興味のある友人にも勧めて、一緒に行ってお話しするのもいいかもしれませんね」と笑顔で語った。

 展覧会は18日~6月28日まで都内、東京都美術館で開催。