内藤大助(左)とブルゾンちえみ

 NHK BSプレミアム「内藤大助の大冒険 シーズン2~アメリカ(アラスカ編)~」の試写会が15日、東京都内で行われ、出演した内藤本人と、ナレーションを務めたお笑い芸人のブルゾンちえみが出席した。

 元ボクシング世界王者の内藤大助が壮大な自然に挑む冒険シリーズ第2弾。今回、アラスカを舞台に、ラストフロンティアと呼ばれる極北の大自然で、地元のマスター(師匠)の手ほどきを受けながら過酷な大氷壁のクライミングに挑んだ内藤。「最初“ここを登るんだよ”と見せられた時は“あぶねーな“と思った」と当初の不安を明かしながらも、「どんどん教えてもらって、やっていくにつれて、出来ていく自分がいた。それがわかると、すごく楽しくなって。最後に一番高く険しい氷河を登り切った時は、達成感とうれしさが出てきたね」と笑顔で振り返った。

 一方のブルゾンは内藤のことを、「すごく親しみやすくて、とても人間らしいので忘れそうになるのですが、やっぱり世界チャンピオンなんだなと、垣間見る瞬間があった」と紹介。「どんな困難にぶつかっても結局できちゃう。普通だったらできないことをクリアーしていくたびに、ああこの人、世界チャンピオンだもんって思い出すんです」と振り返った。

 これを聞いた内藤は、「すごくうれしい」と白い歯を見せながら「こういっちゃアレだけど、できちゃうのよ。運動神経には自信ある。本当に難しいのだけれど、やり遂げないと、自分的に嫌なの。勉強は苦手だけど、運動はできるまでとことんやるの」と自身のポリシーを口にした。

 番組は、12月15日に前編「アラスカ 大氷壁に挑む」、12月22日に後編「犬ゾリで駆けろ!白銀の大地」を、それぞれ午後10時30分から放送。