個人向け3Dプリンタが4万9800円、「誰もが使える時代が到来」、XYZ

2015.4.17 20:49配信
従来モデルより大きさと重さが約半分になった「ダヴィンチ Jr. 1.0」

XYZプリンティングジャパンは4月16日、個人向け3Dプリンタ「ダヴィンチ Jr. 1.0」を4月27日発売すると発表した。税込価格は4万9800円。ビックカメラやケーズデンキ、上新電機などの家電量販店と、アマゾンや楽天、ヤフーなどのECサイトで販売する。XYZのダイレクトサイトでは4月17日に予約受付を開始した。

「ダヴィンチ Jr. 1.0」は、同社3Dプリンタラインアップのなかで最も安価なエントリーモデルで、パーソナル、ファミリーユーザーを想定している。本体サイズは幅420mm、奥行430mm、高さが380mmで重さは12Kg。従来のダヴィンチシリーズのほぼ半分の大きさ・重さながら、150×150×150mmの出力に対応する。積層ピッチが従来のダヴィンチシリーズと同じ0.1mmスタートで高い印刷品質を維持している。

造形のもとになるフィラメントには、トウモロコシなどの植物からできているPLAフィラメントを採用。比較的低温で造形できるようになり、消費電力が75Wと従来モデルより70%低減した。さらに、プラットフォームが熱くならず、駆動部分がカバーで覆われる構造を採用。家庭でも安心して使えるよう工夫した。このほか、SDカードからのダイレクトプリントにも対応し、専用3Dデータがあれば、PCがなくても出力することができる。

製品発表会で、XYZprinting, Inc. 会長兼XYZプリンティングジャパンのサイモン・シェン 代表取締役は、「昨年1年で3万台の3Dプリンタを出荷し、販売台数の世界シェアはおよそ30%。なかでも今回発売した一般向けエントリーモデルは自社で7割の構成比がある」と説明。さらに「中国の習近平主席も先般、3Dプリンタが産業革命にとって重要であるとの発言をしており、これから学生や子どもが自由に使えるよう、多くの学校に配備されるようになるだろう」と、市場拡大への期待を述べた。

また、XYZプリンティングジャパンの吉井宏之 ゼネラルマネージャーは、「量販店のプリンタ売り場におけるほどの大きさにまで筐体が小さくなったので、売り上げも上がると期待している。また、居住スペースの狭い日本市場にもマッチした製品」と語る。さらに「印刷品質を維持しつつ、手頃な価格に抑えたことで、誰にでも3Dプリンタが使える時代になった」としながら、「これからも、夢があるさまざまなユニークな新製品を出していいきたい」と結んだ。

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