PartnerXの教育用ロボット「Abilix(アビリックス)」を使用する

エディオンは、12月からロボットプログラミング教育事業「EDION ROBOT ACADEMY(エディオンロボットアカデミー)」を開始する。小中学生を対象に、ロボットの組み立てやプログラミングを指導し、知識や技術の習得だけでなく、創造的な考え方を主体的に学び、実践できる子どもたちの育成を目指す。

実施する教室では、ロボットプログラミング教育事業で20年以上の歴史がある「Shanghai PartnerX Robotics(PartnerX)」の教育用ロボット「Abilix(アビリックス)」を使用する。対象学年は、小学3年生~中学3年生。学習カリキュラムは1~3年間で、ベーシック36回、スタンダード36回、アドバンスド36回としている。

PartnerXは、ロボット教材を世界50カ国以上に展開しており、300以上の直営校のほか、2万1500以上の小・中学校、1000以上の大学で利用実績がある。

エディオンは、PartnerXとロボットプログラミング事業の国内における独占契約を結び、テキストを日本語化するほか、内容も国内向けにカスタマイズする。これにより、ロボット組み立ての基礎から、応用知識まで学ぶことができるカリキュラムを提供するという。

12月にエディオン直営校を兵庫県西宮市に開校し、2019年6月には広島のエディオン広島本店に直営校を開く予定。教室はフランチャイズ展開し、事業の拡大を図る。19年末には、日本国内のロボットコンテスト「エディオンカップ」を開催し、翌年には世界的な教育用ロボットコンテスト「World Educational Robot Contest(WER)」に日本初の出場者を送り出したい考えだ。