秋冬太りに陥りやすい原因とは?

それでは、実際に秋〜冬にかけて太りやすくなってしまう具体的な原因とは何なのでしょうか?

1: 美味しい食材が豊富

秋冬はおいしい旬の食材が豊富に出回る季節のため、ついつい食べ過ぎてしまいがちです。

特に芋、栗、かぼちゃは女性に人気で、食事としてもスイーツとしてもおいしく頂くことができる食材です。

旬の食材は栄養価が高く、味もおいしいため、積極的に摂ることをおすすめしたいのですが、食べ過ぎは禁物です。

芋、栗、かぼちゃはどれも素晴らしい栄養素を持ち合わせている反面、糖質を多く含む食材であるともいえます。

そのため、食べ合わせや食べる量に注意を払うことが大切です。

2: イベントが多い!

秋冬は、みんなでわいわい楽しく集まるイベントが目白押しの時期ですよね。このイベントも太る原因として挙げられます。

お酒がすすむと食欲も増すことが多いため、気が付いたらお腹が満腹で……なんてケースも多いようです。

イベント太りにならないように、お酒の種類を考える、おいしいものが目の前にあっても、腹八分目で止める等を心掛けてくださいね。

3: 秋の夜長をしやすい

過ごしやすいこの季節、夜更かししてしまうことも多いのではないでしょうか。夜起きていると、小腹が空いて夜食をとってしまいがち。

ついつい寝る直前まで、食べ物を口に運んでしまう、なんてことも。

生活リズムを崩さないよう、早めに寝て、朝早くから活動するようにしましょう。

暑い夏が終わると、食欲の秋といわれるほどおいしいものがたくさん出てくる季節を迎えます。

そして秋から冬にかけては、イベントが多い季節になり、さらに食べる、飲む機会が増えてきます。

秋冬の寒い季節になると、脂肪を溜め込もうと人間の防御機能が働くことにより、必然的に食べ過ぎて太りやすくなるのです。

秋冬太りを予防するためには、節度ある量を食べるようにすることが必須。

また満腹中枢が刺激されるまでには、食事を開始してから20分ほどかかるため、ゆっくりよく噛んで食べる習慣をつけることも大切です。

株式会社Luce 代表取締役 管理栄養士、山野美容芸術短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、日本臨床栄養協会評議員、ダイエット指導士、ヨガ講師、サプリメント・ビタミンアドバイザーなど栄養・美容学の分野で活躍。書籍を3冊出版。本サイトではヘルスケア、食事・栄養、美容系を執筆。