食事の見直しでリセットする!

運動以外にも、大切なのが食事。

実は食事の方法を変えるだけでも大きな効果が期待できます。

朝食をしっかり食べる

朝食を食べて早めに代謝のスイッチを入れることで、その後の食欲をコントロールしやすくなります。

また、朝食は菓子パンだけで済ませる等、炭水化物に偏るのではなく、卵や納豆等のタンパク質を意識して摂るようにしてください。

タンパク質は、消化、分解、吸収がゆっくり行われるため、空腹を感じる時間が減り、満足感を得やすいからです。

少量をこまめに摂る

一日の食事を毎食ドカ食いするようなことはせず、少量を4~5回ほどに分けて摂ることで、暴飲暴食を抑える効果が期待できます。

食事の回数を増やすという方法は女優やモデルが行なっている方法としても知られていますね。

できるだけ空腹の時間を減らすことで食べる量を自然に調節できます。

食後のティータイムをつくる

食後に、紅茶やコーヒー、ハーブティー等を飲み、食事に区切りをつけることで、食欲を満たすことができ、ダラダラ食いを予防する効果が期待できます。

目の前に食べ物があるとついつい手を伸ばしてしまう、という人にはとても効果的ですね。

もともと食べることが大好き、イライラ、ストレスを感じるとついつい食べたくなる……。

そんな人は、食べる量ではなく、食べるものの質を意識して食事をすることをおすすめします。

例えば、ケーキバイキングでドカ食いするのではなく、心を癒すことができるほどの本物のおいしいケーキをゆっくり味わって食べるようにします。

ドカ食いは、肥満を招くだけでなく、体と心にまで悪影響を及ぼす恐れがある危険なことです。そのことを心に留めながら、今回ご紹介したようなリセット方法を試してみてくださいね。

食べること以外のイライラ、ストレス解消法を見つけることもドカ食い予防に効果的です。

子育てのイライラは多くの方が経験することですが、楽しいときを思い出し、アルバムを見返して気持ちをリセットしたりするのもいいですね。
 

株式会社Luce 代表取締役 管理栄養士、山野美容芸術短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、日本臨床栄養協会評議員、ダイエット指導士、ヨガ講師、サプリメント・ビタミンアドバイザーなど栄養・美容学の分野で活躍。書籍を3冊出版。本サイトではヘルスケア、食事・栄養、美容系を執筆。