気にする少数派は

ロマンチストタイプ

女とはこうあるべき”と言う幻想にとらわれている男性が多いのでは。「気が回らない女の子なんて女の子じゃない!」と答えた男性も当然ながらいます。女性は耳が痛いですね。女性に憧れを抱く男子校タイプがこの傾向にあるようです。

女っ気がない人

女の生態を知らないので、まさかバラバラで生活しているとは夢にも思わない。そうか、女性としてあるまじき行為なのですね(笑)。

下着フェチ

ときおり存在する下着フェチ。下着のまま及ぶのが好きだったり、ただただ下着を愛でたりと、深ーい趣向の男性もいます。そんな彼らはきっと「信じられない。ちゃんとしてくれ」と思うのかも。いざそのときにショックを受けるくらいのフェチなら、好きなデザインのものを持参したほうが確実でいいのでは?と思ってしまいますけれど。

女の言い分

「セットじゃないことに気づいて、正直に断ったことがあります。でも彼は笑って『そんなの大丈夫』って。でもそんな自分がイヤで、見られたくないから見えないところで脱ぎましたね。終わったらどうでもよくなって、見えるところでバラバラなのを着けましたけど」と、コトが済んだら恥ずかしくなくなるようです。

これも自己開示の一種なのかもしれませんね。あけっぴろげにすることでますます愛が深まるなら、結果オーライ。

「おニューの下着セットだろうがなんだろうが彼は、『ほら~可愛いでしょ』と見せてもよくわからないらしく『可愛いね』と言うだけで、細かい可愛さなんてわかってません」。その「可愛いね」は、もちろんうれしいですが……。分からないで言ってるのかと思うとちょっとフクザツかも。

とは言え、日ごろからキチンとしている女性もいます。そんな女性から見ればただのズボラでしかないわけですが、「いつもセットで臨戦態勢でいたい、でもデートじゃないと手を抜いちゃうウッカリさんなの。許して!」と言いたいのです。完璧でいたいのはやまやま。でもそこを分かっている男性もいますよ、と言うことなのですね。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。