忙しさに追われる男女が実践したい自炊方法って?

では、少しでも出費を抑えるにはどうすればいいのでしょうか。様々な老若男女の悩みが集まるQ&Aサービス「OKWave」「教えて!goo」「Yahoo!知恵袋」で意見を募ったところ、ひとり暮らしの節約術について多くのアドバイスが寄せられました。

まず目についた意見が「大型冷蔵庫を持っていて、休日に一週間分のご飯を炊いて、おかずも作って冷凍しておきます。朝は朝食を作りながら、弁当を作っていきます。夜は、冷蔵庫に入っているおかずとご飯をレンジでチンして終わり」(pct10968さん)という、ご飯の作り方についてです。

平日は忙しさと仕事疲れで、なかなかご飯を作る気が沸かない……なんて男女は多いはず。かといっていつもコンビニ弁当では、栄養のバランスが偏ってしまいますよね。そんな時は、朝早く(もしくは夜に)おかずを作っておいては……?

また、食材をその都度買い物するより、一週間分の食材を一度に買ってしまった方がお得ともいいます。食費をなるべく抑えたいor仕事が忙しい男女は、こうした方法を取り入れてみると、より効率よく自炊ができるかもしれません。

無駄使いをしないのが節約の第一歩!?

具体的に食費を抑えるコツについては、以下のアドバイスが寄せられました。

「1日千円で過ごすと、ひと月3万円が食費です。1000円の内、お米代10キロ3000円、調味料2000円、15000円が副食費です。1日使える金額は500円、これを基準に考えましょう。(中略)料理のレパートリーが増えると応用が効き、節約料理で食費が安くできます」(ikanaiqさん)

手間暇かかっている料理は、それだけ食材費がかかっているもの。限られた予算のなかで、どんな料理を作れるのか。それができるようになってくると、自炊の楽しみが徐々に芽生えてくるかもしれませんね。
ほかにも自炊以外で、頷ける節約術を教えてくれたのがtennlsiさんです。

「お菓子や食べ物を必要以外にはまったく買わないことですね。コンビニに行っても何にも買わないのです、1円たりとも使わないことですね。ダイエットもできるし、虫歯の予防にもなりますから。そして、タクシーは乗らない、車にもなるべく乗らない……(中略)自転車や徒歩で行けるところは自転車や歩きで行くのです」

必要以外なところで無駄遣いをしないのが、節約術において最大のポイントになってきそうですね。さらにtennlsiさんが細かい徹底ポイントを指摘します。

「財布には金額を必要以外にいれないこと。財布にお金が入ってたら使ってしまいますから。自動販売機でジュースは買わないこと。家でお茶で過ごすことですね。食べ物もレストランは行かないこと、家で作って食べるのですよ。

電気代を節約するために(中略)使わないところの電気はこまめに消すことにしましょう。レジ袋代を払わないようにエコバックの持参を忘れないようにすることも節約ですね」

節約をしながらお金の使い道を意識することは大切なことです。専門家のお話でも、たとえ収入が高い人でも収支の把握をしていないと、貯金が少ないといったケースは珍しくないのだそう。
ぜひひとり暮らしで節約術を身に着けながら、お金の意識が高まるきっかけになるといいですね。

フリーランスライター。女性向けWeb媒体を中心に、恋愛、結婚、仕事、ライフスタイルに関する記事を執筆。自分の身と心で感じたことを企画立案し、記事にしながら読者に役立つ情報を発信している。自身の「note」に活動実績一覧を掲載中。介護福祉士、保育士資格保有。