ピアノ生演奏を披露した松井咲子

 「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2015」エリアコンサートオープニングセレモニーが29日、東京都内で行われ、AKB48に所属しピアニストとしても活躍する松井咲子が出席した。

 5月4日までのゴールデンウイーク期間中、東京・丸の内エリアで111公演の無料クラシックコンサートを開催。イベント開催を記念したオープニングセレモニーでは、総勢38人のオーケストラと共に「グリーグ ピアノ協奏曲 第2楽章」を生演奏したほか、ピアノソロでAKB48の「会いたかった」を披露した。

 演奏を終えた松井は「すごく緊張しましたが、このような開放的な場所でピアノを弾く機会はないので、楽しく気持ちよく弾かせていただきました」と振り返り、「私自身大好きな曲だったので、ピアノを弾く楽しさや曲のよさが伝わればいいなと思って演奏しました」と笑顔を見せた。

 また、今春から大学1年生として再び学業にも力を入れ始めた松井は「ありがたいことにお仕事が忙しくなってしまって2年間休学していたのですが、この4月からあらためてしっかりと頑張っています」と報告した。今後は「アイドル界とクラシック界の架け橋のような存在になれれば」と目標を語った。

 大学通学と今年の総選挙不出馬は関係ないと明かし、「AKB48に入って7年目で毎回いろいろなイベントがあって刺激的なのですが、今回は外から見てみようと思いました。AKB48の本質を見て気が付くことや得るものもあると思うし、今回は応援する側です」と語った。1位予想を問われると「見当もつかないのですごく楽しみです。メンバーとしても視聴者としても楽しみたい」と期待を寄せた。