式典でスピーチした 第1号タレントの森田健作

 「サンミュージック グループ創立50周年記念式典」が27日、東京都内で行われ、同社所属タレントの森田健作、西郷輝彦、野村将希、塚本高史、カンニング竹山、ダンディ坂野、ベッキー、メイプル超合金(カズレーザーと安藤なつ)ほか、160人の所属タレントが出席した。

 同社は、この日創立50周年を迎えた。式典では、昭和43年に映画『夕月』での森田のデビューと同時に設立され、その後、都はるみや松田聖子、ベッキーら多数のタレントを輩出してきた同社の歩みを振り返った。

 同社の第1号タレントの森田は「50年、早いなあと思います。亡くなった相澤(秀禎)会長が『何としても50年を盛大にやりたい』と何回も私に言っていましたが、タレントみんなが頑張ってる今日の姿を見て、きっと喜んでくれていると思います」と思いを語った。

 「森田さんにとってサンミュージックとは?」と聞かれると、「人生の全てです。私がデビューして芸能誌でスターと言われてるときに、相澤会長に『おい森田、おまえはスターじゃねえぞ、一時の有名人だ』と言われました。スターというのは、映画で主役をやり、テレビで主役をやり、歌をヒットさせて、舞台で座長をやり、全部制覇してこそスターだって言われました。今も(その言葉が)生きています」と語った。

 カンニング竹山は、同社の魅力について「会長が作られた事務所の雰囲気がお笑い班にもあります。いい意味で家族というか、よくみんなで集まったりします」と話した。

 スギちゃんは「私は事務所を転々としてきて、最後にサンミュージックに入って駄目だったら辞めようと思っていたら、入って2年目で売れたんです。すごい事務所だなって思います」と明かした。