打ち合いが変わる! 多摩川クラシコが変わる!?

2015.4.30 18:40配信
武藤嘉紀(FC東京) (C)J.LEAGUE PHOTO 武藤嘉紀(FC東京) (C)J.LEAGUE PHOTO

5月2日(土)の『明治安田生命J1』1stステージ第9節の注目カードは浦和レッズ×ガンバ大阪だけではない。そう、多摩川クラシコがラインナップされているのだ。

5/2(土) FC東京対川崎フロンターレ 開催情報

多摩川を挟んでホームタウンを持つFC東京と川崎フロンターレの対戦は両クラブの企画力、サポーターの熱気とともに、ど派手な打ち合いが代名詞となっている。

多摩川クラシコの名称がスタートした2007年の川崎F5-2FC東京を皮切りに、同年のFC東京0-7川崎F、2008年のFC東京4-2川崎F、2013年の2-2、2014年のFC東京0-4川崎Fなど大量のゴールが生まれている。1999年J2リーグでの対戦まで遡った通算成績は川崎Fの10勝7分7敗、24試合中16試合で両軍合わせて3ゴール以上生まれているのだ。

では、今季も打ち合いか言うと趣は異なる。FC東京はハードワークプラス組織的なディフェンスでリーグ最少タイの4失点の堅守を見せている。武藤嘉紀が前線からチェイシングし、中盤では米本拓司がボールを追い込み、森重真人&吉本一謙のCBが跳ね返す。鉄壁の守備網が切り裂かれても、GK・権田修一が最後の砦として控える。守備陣は直近の公式戦3試合無失点と好調を維持する。

堅守だけではない。FW・武藤がスピードとテクニックを生かし、得点ランク4位タイの5ゴールをマークする。セットプレーになれば、DF・森重の高さも武器となる。9得点と圧倒的な攻撃力があるわけではないが、固いディフェンスとチャンスを決め切る決定力で1-0でも勝点3を手繰り寄せ、5勝2分1敗・勝点17の3位に位置する。

一方の川崎Fは相変わらずの破壊力を見せる。2年連続得点王の大久保嘉人が得点ランク2位タイの6ゴールをマークするとともに、レナトが5得点、小林悠が2得点とリーグ最多の17得点を支える。ただ不安もある。川崎Fは前節・柏レイソル戦で1-4の完敗を喫した。中村憲剛、大島僚太のダブルボランチが前掛かりになったところを狙われ、カウンターの餌食となり、4勝2分2敗・勝点14の5位に後退したのだ。今季守備は改善しつつあっただけにショックは大きい。それでも、風間八宏監督は「彼らは非常に能力の高い選手。次の試合はやってくれる」とふたりのボランチに信頼を置く。中村&大島がリズムを作り、前線を動かすことができるのか、相手に潰されるのか、多摩川クラシコの勝敗の鍵を握る。

FC東京×川崎Fの第25回多摩川クラシコは、5月2日(土)・味の素スタジアムでキックオフ。試合当日はオリジナルグッズ、フードコートでの特別メニューの販売や東京ドロンパふわふわ、キッズ・ジュニアカート体験に両クラブの子どもたちによる多摩川“コ”ラシコなどなど、イベントや特別企画が盛りだくさん。チケット発売中。

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