■年寄りぶる遊び

前述の通り、先輩風邪をひくと1、2才しか変わらない相手に「若いねえ~」と言ったり大学に入った途端、急に女子高生をありがたがり始めたりします。

これは大人ぶって遊んでるのに近い状態ですが、そこから更に症状が進むと「年寄りぶって」遊びます。

 

 

 

(20代半ばにしてババアを自称しだす人)

年寄りぶって遊ぶのは、本当に若い人間です。

明らかにまだそんな状態じゃないのに、実際より「年いってしまった」話をするのは年寄りぶるという娯楽なのです。

なぜそんなものが娯楽になるのかと言うと、妙に楽しいからです。

「大人ぶるのが楽しい」が発展すると「年寄りぶるのが楽しい」になるのです。

なぜ楽しいかというと、人生や世界に慣れてきてる感じがするからです。(本当に年寄りになると、楽しいとか楽しくないとかいう話ではなくなります)

 

上の例のような「まだ明らかに若い女性によるババア発言」は「あくまで本人の主観では前より老けてる」「相手に言われないように牽制している」などさまざまなケースがありますが、本人は少なくとも半分は本気で言っているのです。

それはわかります。

しかしやっぱり年寄りぶる遊びはクソです。

どうしてクソかと言いますと「年寄りぶってると、年寄りになる速度が加速するから」です。

あとマジの年寄りからすると「遊びじゃねえんだよ!!マジで肌が乾燥してくるんだよ!!」と血圧が上がるからです。